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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

追撃者 1


 他のブログでピニ版が更新されてます。
内容は似てますので、そちらを読まれた方は展開が読めちゃうかも?ww

 ピニの追撃者MVを見た私の歌詞無視妄想です

今日から3日間、同じ時間に更新されます♪


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 自分探しという名のロンドンへの1人旅
風景や人、建物を見て気分良く街を歩いてると1件の骨董店に吸い寄せられる様に中に入った


「いらっしゃい」


 優しく笑い掛けてる様だが、目は笑っていない初老の店主
大方買うのかどうかを見定めてるのだろう


 店内奥にショーケースの中に置かれた飾り箱
表面には彫り細工が施されていて、一見何処かのお土産屋に売ってそうな物だがジョンデは心奪われた
 おかしな事にその飾り箱の回りを見てみても値段が書かれていない


J「すいません、これいくらですか?」
「うん?・・・・あぁ~それは売り物じゃないんだ悪いけど諦めて」
J「そんな・・・・」


 店主の言葉にガックリ項垂れて店をあとにした

 それから帰国までの数日間何度も骨董店に通い“売ってくれ”と頼むが、店主は首を縦に振ることはなかった



□■□■□■□■□■□■□■□■□■



 帰国後も飾り箱の事が忘れられ無かった・・・


 大学を卒業してレコード会社に就職して、覚える事も多く昼食すらまともに取れない生活も既に4年

 唯一の楽しみは学生時代からの友人とたまに会って、酒を呑みバカ話で盛り上がる事とネットサーフィン


 休日前の夜、夕方アポイント先から後日に変更になりいつもより早く帰れた

 友人達と時間が合わず早々に帰宅してパソコンの電源を入れ、冷蔵庫から缶ビールを持って座るとお気に入りの歌手についてのブログを読み終え
 他のブログを探し出したら、ある記事から動けなくなった


 あのロンドンで見た飾り箱の写真が大きく載っていて、記事には《〇月X日オークションに出展される!》とだけ書かれていた

 あの店主が手放す気になったのかとウキウキしてオークションまでの数週間を過ごした


 数週間後、なんとか仕事を終わらせてオークション会場に着くと丁度お目当ての飾り箱のオークションが始まる所だった


 ドンドンと値段が上がっていく中、競っているのは僕と1人の男性だけになっていた

 自分の貯金額ギリギリまで来て相手は考えだす、もうどうなっても良いとばかりに給与分上乗せした金額を提示すると
相手は悔しそうに諦めあの飾り箱はジョンデが手にした



□■□■□■□■□■□■□■□■□■



「大変だ!ミスった!」


 慌てた様に部屋に入ってきた1人の男(ベクヒョン)
ベットに横になってファッション誌を捲るイーシンは、めんどくさそうに男に目を向ける


「ベク、どうしたの?」
「例のSDカード、取り出す前に出品しちまった!」
「はぁ?どうすんの?あれ無くちゃお金貰えないじゃん!
 ・・・・・まあ?僕の分をベクが払ってくれるんなら僕は構わないけどね♪ww
 それが嫌ならさっさと取り戻しなよ」
「簡単に言いやがって!」



 オークション会場に座るイーシンとベク、依頼人にこの事がバレたくないベクは銀縁眼鏡に見ただけで高級と判るスーツでインテリに変装していた


 何としても競り落としたいが相手が中々引いてくれない
 気付けば仕事の報酬額の半分まで吊り上がっている・・・・
2人の取り決めは何が有ろうと折半・・・という事はベクの取り分は無しという事


 せっ突くように主催者側は“コール?”と相手に聞いている
かなりの値段に跳ね上がってるだけに相手はこれで手を引くと思っていた…が


「3000・・・・」

〈いきなり500も上げやがった!?コイツ何者だよ!もう終わった・・・・〉

「3000出ました、どうしますか?」


 無言で首を横に振るベク、隣に座ってるはずのイーシンに謝ろうと見ると空席になっていた
 報酬が手に入らないと判断して去ってしまったのか・・・・


「では3000万Wで落札です。おめでとうございます」


 主催者の声と拍手の音がベクには悲しく響いていた



ーーーーーーーーーーーー



 競りが始まって数分で“コイツ落とせない”と僕の第六感が言っている
 静かにベクから離れ後方の席に座り見守っていると1人の男(ジョンデ)と競っていて見事に負けた


「ベク・・・・マジ使えないなぁ~
 ベクは諦め出してるけど、僕は諦めないよ♪ふふっ」


 どうにか近付こうと付かず離れずの距離を保ち観察していると、何処かに電話している
 声が聞こえる所まで近付くと


「・・・・・ありがとう、じゃあいつもの所で・・・
 でも俺すっからかんなんだ・・・ほんとに?ありがとうひょん、こっちの用が済んだら行くよ」


 そう言って電話を切ると事務所に入っていった
 1度外に出て会場出口が見えるカフェで出てくるのを待つ、1時間くらいで出てきた男の後ろに付き追い掛ける

 暫く歩いて1軒の居酒屋に入っていった、イーシンも一呼吸置いて入り近くの席に着く


 友人に囲まれ「おめでとう~♪」と乾杯していた
 店の中の人と仲が良いのか周りの人にも「おめでとう」と言われてる

 ジョンデ達がだいぶ酔ってきた所で酔った振りして近付き業とぶつかる


Y「あっ!すいませ~ん・・・・」
J「大丈夫ですか?」
Y「はい・・・・1人だとセーブ出来なくて」
友人1「1人で呑んでるんですか?良かったら一緒に呑みませんか♪」
友人2「オイッ!人の金だと思って!
 ・・・・まあ良いかっ、ジョンデの祝いだしな?」
Y「ありがとうございます♪
 お祝いってお誕生日なんですか?」
友人3「ううん、ジョンデが長年探してたのがやっと手に入れたんだ♪」
Y「そうなんですね~良かったですね?
 どんな物なんですか?」
J「ロンドンの骨董店で一目惚れした飾り箱なんです。
 その時は何度足を運んでも売ってくれ無かったのに、今回出品されたのを知って嬉しくて興奮気味でした!」
Y「ロンドン?ほんとですか?
 ベクはその辺のノミ市で買ったって言ってたぞ?(ボソッ)」
J「どうかしたんですか?」
Y「いえっ、素敵な出会いだったんですね?
 その飾り箱僕も見てみたいです♪ジョンデさんが一目惚れしたっていう物」
友人3「俺も見たいでふっ!ジョンデが全財産を叩いても良いって思えるなんてよっぽど素晴らしいんでしょうから」
J「ジョンデで良いですよ、えっと~・・・・」
Y「レイです」
J「レイさんですね?じゃあ届いたらお見せします!」
友人3「僕も!!!!!」
J「わかってるよ、届いたらみんなに報せるよ
 なので、レイさんの連絡先を」
S「あぁ~そうですね?これどうぞ、前に友人と作ったヤツですけど」


 そう言って個人用の名刺を渡すと、キラキラした目を嬉しそうに細め口元を隠している
 この男の仕草にレイは“堕ちた”と確信した


画像お借りしました

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あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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