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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

奇跡はおきると思うよ? 12



 実際の年齢順ではありません
この話はひょん等の表現があまり無く、ほぼタメ語で繰り広げられます。

 セフンの言葉が違い過ぎて、違和感を覚えるかも?
それでも大丈夫という方のみお進みください。



8話現在の年齢です。

ミンソク、ルゥハン…26歳
ベク、ギョンス…25歳
チャニョル、ジョンデ、セフン、タオ…24歳



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 朝セフンを起こしジョンデは寮に向かった、ギョンスから『キンパ用意しておくから取りに来てね?』と帰り際に言われていたから


 寮のキッチンに置いてあるギョンスや仲間達からのメッセージ付きの袋を持ち、駅へと向かう

 電車に揺られ、バスに揺られ到着したジョンデには忘れられない場所

 病院の花達と会話して、去年の約束した通り病棟で歌を聞いてもらい、入院患者や看護師と喋り、楽しい時間を過ごすとみんなと別れていつもの場所に


 いつもこの場所は人が居ないのに、今日は誰かが眠っていた、なんとなく懐かしい雰囲気がするけど近寄ってはいけない気がして

 広い場所なのでいつもの場所ではないけど、今年は別の場所で見ようと思っているのに、足は言うことを聞かずその人が居るところに歩き出す



ーーーーー



 チャン・イーシン(26)

 子供の頃から心臓の事で年1回の通院と何度も繰り返し言い聞かせられた『通常時に心拍数が上がったら周りの大人に報告する事』にうんざりしていた

 病院の検査でも毎年異常なしで、運動にも制限はなかった
 高校にあがると部活が忙しいと言って通院もしなくなっていた

 病気のせいでは無いと思うが、疲れを感じる事は人よりも早かった
 だが、気にせず学生時代はバスケに勤しんでいた


 両親の仕事の関係で韓国で大学を卒業して大企業に就職する事が出来たが、周りのテンポと自分のテンポが違いすぎ心労が祟り倒れてしまった

 卒業する前に両親は本国に帰っていたので、1人療養の為入院した郊外の病院

 この病院には心臓外科では有名な人がいると聞いて紹介状を書いてもらい入院した

 検査の結果ずっと針の穴くらいと言われていた穴は1㎝にまで広がっていて、今まで気付いてあげれなかったことに後悔した

 毎日平穏な入院生活を送って手術の日を待っていた
 春先にいつも窓から見る景色に1人の少年?が居る事に気が付いた

 その少年と話がしたくて、看護師の監視の目をくぐり週に1回会いに行く

 その少年はジョンデと名乗り、声が精神的理由で出ないと言って、ノートやケータイを使って話してくれた

 ジョンデと仲良くなってからは病室にも遊びに来てくれて、嬉しかった


 ある日病院内をうろついている時聞いてしまった、ジョンデの担当医師と看護師の会話を


「ジョンデくん、ほんとは声が出るんだよ・・・・心も安定してきてるし、たぶん勇気が出ないだけなんだ」
「どうすれば良いんでしょうね?」


 そこで考えた僕の計画
七夕に願い事を言った後に、ジョンデを脅かして声を出させてあげよう!と


 前日にワクワクして眠れなくて、夜の巡回のタイミングとズレてしまい
 久しぶりに走った事がいけなかったのか、ジョンデの住む家に着いたときには前まで以上の心拍数だった

 休憩すれば治ると思い、心配するジョンデを誘いいつも話す場所に寝転がった

 だが、いつまで経っても心拍数が落ち着く訳もなく、胸の苦しさが襲い出した


 僕の異変に気付いたジョンデはパクパクと口を動かし、微かに掠れた声で責めていた

 ジョンデに背負われ病院までの道に願い事を言ってないと気付き、途切れ途切れだが空に向かって叫んだ


 無言で病院まで背負われ入り口で探していた看護師に見付かり、処置室に運ばれた所で記憶が途切れ

 次に目覚めた時は2日が経っていた
実は処置室に運ばれた時に、緊急のオペでなんとか穴を塞いでいた

 目が覚めた時たまたま来た看護師がジョンデとも知り合いで、ジョンデの様子を聞くが声はあいかわらず出てないと聞かされ

 看護師にある願いを話して、七夕から1週間後他の病棟に移り、お見舞いに来たジョンデに僕はもうここには居ない事と手紙を渡してもらった


 3ヶ月後退院するまでジョンデの様子を毎週話に来てくれた看護師に感謝した




 本国に帰り元々作曲するのが好きだったので、デモを送ったある音楽事務所と契約して
 顔を出さない約束でレイという名前で作曲家として生きてきた



 2年後、作曲活動で行き詰まり街をブラついてる時にタオと出会った

 タオはモデルとして各国を点々としてたまたまこっちに帰って来ていて、酔い醒ましに店の外の階段に座っていた


 空を眺めながら涙を流すタオに「大丈夫?」と声を掛けると、失恋して友人と呑んでいる事等を話している内に構想が出てきて


「ごめん、仕事に行かなくちゃ!」
「タオとまた話してくれる?」
「もちろん!」


 そう言って自宅兼作業場の住所を告げ、その日は別れた


 その後、仕事の合間を縫って訪ねてくるタオといろんな話をした

 以前の自分の事、ジョンデの事も話していたがタオは勘が鋭く、僕がジョンデを好きだという事にも気付いていた


 タオと出会って1年後、タオが韓国で仕事があるから一緒に行こうと言ってきた

 なんでもジョンデが歌っている店を発見したから観に行こう!と誘ってきた
 その話に難色を示していたが、店は薄暗くて客席はよく見えないからバレないからと言うので、やっとジョンデの歌声が聞けるとタオに着いていった



 ジョンデが歌う日を調べてくれ観に行くと、歌った後ジョンデにやけにジャレ付く人がいた
 視線に気付いたタオが、ため息を付きながら


「アイツの名前はオ・セフン、ジョンデの幼馴染みの元モデルで、今はカメラマンだよ」
「あのセフンくんは・・・・」
「ジョンダの事好きだよ?片想いで今はアピール中」
「そうなんだ?・・・・帰ろっか?歌も聴けたし、元気な姿も見れたから」


 その後、本国に帰った僕は仕事を消化しつつたまに来るタオの報告の電話を聞いていた


 タオと出会ってから何度となく体の関係は有った、と言ってもタオが奉仕するだけで
 タオの欲求を満たしていたに過ぎない


 年末、ジョンデの生家とジョンデの両親がやっていた喫茶店が見たくて、タオに頼み探していた

 夜中になり今日は帰ろうと話していた時、背後から強い視線を感じ小さく振り返ると
 ジョンデとセフンくんが手を繋いで幸せそうに立っていた、セフンくんに視線が遮られた事にタオを引っ張り近くの路地に逃げ込んだ

 2人が立ち去った後、タオが何か言った気がしたが、そんな事耳に入らないくらい打ちのめされた気分でタオの家に帰った



 それから時は過ぎ梅雨入りした街を雨音が響いていて、出掛ける気分にもならず部屋でボーッとしていた

 タオが珍しく夜中にやって来て、何も言わずにパスポートと着替えを用意して
早朝の飛行機に飛び乗り、ある場所に連れてこられた

 その場所はジョンデとの想い出の場所で、あの時から1度も来ていないのに変わらない場所



「シンシン、タオちゃんノド渇いたから飲み物買ってくるね?」
「一緒に行こうか?」
「大丈夫だよ?来るときにコンビニ見付けたんだ♪買ってくるから、待ってて」


 そう言うタオに甘えその場に寝転がり目を閉じ、風と草の音を聴いていた



ーーーーーーー



 頭の上の方で聞こえる草を踏みしめる音にタオかな?と思いながらも、閉じたまぶたは開けずに、そのまま草の揺れる音と吹く風の音に耳を傾けていた


「えっ・・・・・・イーシン?そんなハズは・・・・」


 戸惑った声で自分を知ってるらしいがイーシンに聞き覚えはなく、不思議に思い重いまぶたを開け声がした方に顔を向けると


「あっ!?」


 どうしたものか、この4年間顔を合わせないように気を付けて居たのに・・・・
 今1番逢いたくて、でも1番逢いたくない人物ジョンデが目の前にビックリして立っていた


「こ、こんにちは」
『 你好(こんにちは) 』
「えっ?」


 いきなり話し掛けられて、当たり前の様に自国語で答えてしまった


「旅行ですか?・・・通じてるかな?えーと… traveling? 」
「・・・・通じてますよ~」
「そ、そうなんですか?えーと…じゃあお邪魔しました ・・・・・・えっ?」


 立ち去ろうとするジョンデの手を気付いたら掴んでいた



「ご、ごめんなさい・・・・」
「1つ聞いても良いですか?」
「は、はい」
「あなたは幽霊ですか?」
「えっ?生きてるけど?なんでそんな事を聞くの?」
「あはは、そうですよね?
 あ、あの・・・・昔ここで仲良くなった人が居たんです。その人は、4年前に病気で亡くなりました。」
「えっ?亡くなった?」
「はい、貴方がその人に似てたので、ビックリして」
「そ、その人の名前は?」
「チャン・イーシン」
「なんだって!?亡くなった聞かされたのは誰に?誰がそんなウソを!!」
「だ、大丈夫ですか?当時仲良くしていた看護師さんですけど・・・・ウソってどういう事ですか?
 えっ!?・・・じゃあほんとにイーシンなの?」
「そうだよ♪ジョンデ、逢いたかったよ」




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 あんにょ~ん♪あんとんです(^o^ゞ
 ダラダラと長くなっちゃいましたww
 ほんとすいません。

 もう1話で七夕の話は終わります。
今日中に上げられると良いな♪と思っています

 長い説明文で、読むのに苦労しましたよね?すみません。
 また読んで貰えると嬉しいです♪( v^-゜)♪


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プロフィール

あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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