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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

奇跡はおきると思うよ? 1




 実際の年齢と違います。
それでもいいって方は先にお進みください♪


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 この世には不条理で、良いことは僕には来ないのではないかと思っていた
 彼に出逢って過ごした数ヵ月と、支えてくれた友人……そして・・・





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 高校卒業した翌日、親父は死んだ、母親は知らせを聞くと涙1つ見せずに消えた

 両親は街の一等地でお祖父さんから受け継いだ昔ながらの喫茶店を営んでいた、常連客は居たが経営は火の車だった様で店の客と母親は逃げた様だ

 葬儀をなんとか終え、骨壺と共に帰ってくると、家の前にいかにも怖い人だとわかる車が止まっていた


「オイッ、兄ちゃん
 保険金寄越せ!お前の親父、うちに借金がいっぱい有んだわ とりあえずの返済にはなるだろう?」
「借金はいくらでしょうか?証書を見せてください。」
「そんな事聞いてどうなるっていうんだ?あぁ!?」
「金額を教えて貰うまでは払いません
 それに、まだ降りてないし・・・・」
「何!?降りてないだと!?そんな事はないだろ!保険会社は払ったって……
 オイッ、母親は?」
「亡くなった日に出ていきました」
「お前らっ、母親を探せ!!受け取って逃げやがった!」


 出ていったと聞くや否や、車に乗り込み走り去っていった


 悲しみに浸る事が出来ない程多額の借金に母親の蒸発で、今日を生きるのがやっとの生活

 唯一の幸運は、定職が有ること
卒業前に就職活動をしているジョンデの元に、如何にも高級品と解るスーツを嫌味無く纏い、キレイな笑顔を見せる20代後半の色白な青年に
 就職活動が上手くいかず公園でストレス発散する様に歌っている所に声を掛けられた


「君の歌声は上下の幅が有って素晴らしいね?
 もしよかったら俺が経営してる店で働かない?今度来てみて」


 そう言って名刺の裏に近くの店の住所を書いて渡し去っていった







 青年はその若さでソウル市内とその周辺に何店舗も店を持つ、多少守銭奴なオーナーだった


 入ったばかりのジョンデと同期のチャニョルは朝9時から店の掃除とランチの用意の手伝いでコックのギョンスと共にサラダやスープの用意をして、ランチタイムは先輩のミンソクやルハン、ベクと共に接客
 ランチタイムが終わり夕方までお昼休憩と夜と明日の仕込み、夜は接客をしながら、チャニョルのギターに合わせてベクと一緒や1人で歌を歌ったり、ジャズバンドと歌う事も・・・

 
 それでも入ったばかりのペーペーのジョンデは、自分が生きるのが精一杯の賃金に借金を返せず返済の催促に困っていた

 そこに神の救いか、僕が働く店のオーナーが手をさしのべてくれた?←


「ジョンデ、君に悲しいお知らせだよ・・・君のお母さんが亡くなったそうだ、駆け落ちした男性と一緒に
 そこでだ、君の借金を肩代わりしてあげるよ?」
「えっ…あぁ~そうですか・・・・
 でも・・・・そこまでしてもらうのは・・・」
「その代わり、君の家と店を私に売ってくれないか?それでも6割くらいだから、残りは君の給料で返してもらう事に成るけどね?ww」
「そ、そんな・・・(顔面蒼白)」
「あはは♪住む所と食事は保障するけど、生活費は自分でどうにかして?」
「今の生活では、それはムリです!せめて給料の半分もしくはここ以外で働く時間をください」


 顔面蒼白なジョンデを笑いながら酷い事をさらっと言い切ったオーナーに、切実そうに訴えると、なにやら考え込みながら妥協案を出した


「うーん・・・・じゃあ、ランチタイムは出なくて良いよ?夜の仕込みが・・・たしか3時頃からだったね?それまでは他の所で働いて良いよ?
 これなら、ジョンデの給料も7割は稼げるし、もし他の所で働いた給料に余裕が有れば上乗せも応じるから♪」
「ありがとうございます!」
「他の所決まったら教えて?それまでにジョンデの替わり探しとくから」
「はい!」


 翌日には、必要最小限の荷物と土地の権利書と共にチャニョルやベク達先輩が住む店の寮へと引っ越した


 引っ越しと共にバイト探しを始めた
時間が限られている為、短時間で良い時給の所を探した



 僕が抜けた事でチャニョルの負担が増えた様だが、背に腹は替えられないと心の中で謝りながら、ビルの掃除や宅配の仕事をして店に戻る生活を繰り返した


 ジョンデがボロボロになりながらも日々を一生懸命生きる姿に、ミンソクやルハンが心配して声を掛ける


「ジョンデ、疲れ溜まってないか?そんなに働いて・・・」
「あまりこん詰めて働くなよ?少しは俺達に頼れよ~」
「僕は歌う事で誰かが幸せになったり、泣きたい時に泣かせる事が出来るそんな歌手に成りたいんです!
 ここで働いてる内にそんな夢が出来たんです♪ルハンさんやミンソクさんみたいに容姿も歌声も綺麗じゃないから…」
「そっかありがと、でも頑張り過ぎるなよ?」
「そうそう、頑張り過ぎて歌えなくなったら元もこも無いからな?」
「はい!」



 朝は掃除や宅配、昼から夜中までは店の仕事を続けて2年が過ぎた

 僕には死を宣告される様な事態が起きた、掛け持ちで休み無く朝から夜中まで働き、先輩達の様に歌えないストレスが原因で声が出なくなってしまった


 病院から戻りオーナーに連絡してくれた仲間のおかげで、クビにはならずオーナーが持ってる郊外の別荘で療養する事になった





 山に囲まれる自然豊で別荘の前には小川が流れていて景色は良いのだが、ジョンデは別荘から出ること無く、早く声が出るようにと休み無く発声練習を繰り返し悪化の勢い


 様子を見に来たベクやチャニョルが息抜きに出掛けようと誘うが、ジョンデは出ようとしなかった


 知らせを聞いたオーナーは、ジョンデの所に現れ練習する事を禁じ、週1回の病院と最低1時間の散歩をすること、毎日その日に見たお気に入りの景色をオーナーに送ることを命じ帰っていった


 病院は歩いて数分の所に有り、オーナー命令もこなし1週間が過ぎた頃

 オーナー命令の散歩を終えた帰り道に小川の所で寝転がり、川のせせらぎを聞きながら空を見てると


「そこボクの特等席なんだけど~」


 視界に眉間にシワを寄せた年もそんなに変わらない青年がヌッと入ってきた

 ジョンデの気の抜けた表情に隣に座りながら笑う青年はおどけながら


「っていうのは冗談だけど♪kkk旅行で来たの?」


 首を横に振り、カバンからノートを取りだし


【療養でこの近くに住んでる】
「へぇ~耳は聞こえてるみたいだから、喋れない訳じゃないよね?」
【いろんな事が重なって声が出なくなったんだ】
「ふーん、大変だね?ボクはそこの病院に居るんだ~♪kkk」


 それから他愛ない言葉と文字の会話が数分続き、青年は帰っていった



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 あんにょ~ん♪あんとんです(^o^ゞ
結構な量に解りにくい文章で、ここまで読むのが苦労しましたよね?すいません

 今後もこんな感じの解りにくい文章になるかもしれないですが、また読んで貰えると嬉しいです♪( v^-゜)♪


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  1. EXO
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]


comment

Re: あ・・・

  1. 2014/06/07(土) 13:46:31 |
  2. URL |
  3. あんとん
  4. [ edit ]

 みーちゃん♪コメありがとう♪

私の話でそうなるか疑問ですが、涙腺を刺激出来るように頑張ります! (ง •̀_•́)ง


コンセプトは昔の大栄ドラマです!←年がバレる!!っていうか、字が合ってるのかさえ疑問ww
辛い境遇の中でちょこちょこと小さい幸せを!
あっ!母親の事書くの忘れてた!←
母親はご想像の通り抹殺されました、持ち逃げした保険金と彼女に掛けられた保険金を手に入れる為に
駆け落ちした男性は巻き込まれて・・・・

オーナー・・・謎ですよねぇ~
オーナーの申し出は厚意からなのか、はたまた裏が有るのか?

入院中の彼がこれからのジョンデの生活を左右する存在に成ることでしょう

みーちゃんの期待に応えられる様に頑張ります!もしかしたら期間が長引くかも知れないです
大筋は決まってるんですが、私の悪い癖であるダラダラと成る気がするんです

あ・・・

  1. 2014/06/07(土) 12:12:49 |
  2. URL |
  3. milk
  4. [ edit ]
涙腺崩壊しそうな予感・・・

ジョンデの境遇がすでに酷くて・・・TT幸せになって欲しい!
駆け落ちした母親は、あの怖い人達に葬られたんでしょうか?
だとしたら同情の余地なしです!!!
借金の肩代わりしてくれたオーナーも気になります・・・
単なる優しさ?それとも・・・・
そして出会った入院中(?)の青年!!!
これからどうなるのか・・・ドキドキします!
お手柔らかに≧人≦

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プロフィール

あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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