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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

My heart so that you will receive in your・・・4



 俺はチャンソンの名前を捨て、他の名前を使って生きている
ペク・ソンヒョンが今の名前
ペクは先生の名字をソンヒョンは組員の名前を借りてる

 あの日、目が覚めすべてを知った時はまたグォンに迷惑を掛けてしまったと落ち込んだ

 だから頼み込んで、他の病院に転院させてもらった
と言っても、ペク先生の後輩が開業した病院らしい

 俺が近くに居るといろいろ、問題が多いし・・・
グォンの為なんて言っているが、ただたんに俺がグォンにこれ以上甘えない為だった


 田舎の個人病院で名前を伏せて、旅先で倒れた記憶喪失の人として入院していた
起き上がれるくらいまで回復するとグォン宛の手紙を書き渡してもらった




 しばらくして退院すると、一山にある土木の会社が人を探してるときき
紹介してもらい真面目に仕事をしていた
ただ年下にこき使われるのは、勘弁して欲しいけど・・・


 仕事に慣れてきて、仲良くなった人達と飲みに行くことも
普段は馴染むことに一生懸命だが、自分の家に帰りベットに入ると
思い出すのがグォンとの貧しいけど楽しかった日々や熱い夜、そしてグォンの優しい笑顔


 最近気付いたのだが、俺はケンカに巻き込まれやすい様だ
こっちで飲みに行くと、必ずと言って良いほど絡まれる

 この間は仕事終わりに、飲みに行く約束をしていたが
その中の1人がやけにウキウキしながら向かう道で


「聞いてくれよ!こないだナンパした娘が今日友達連れてきてくれるって♪」
「えっ!すいませんが俺はパスして良いですか?」
「えぇ~ダメだよ!ソンヒョンが来ると女の子達の食い付きが良いんだから!」
「ペクくん?先輩の言うことは?」
「絶体です」
「ぅん、ということでレッツゴー♪」


 無理矢理に首に腕を絡めて連れて行かれる

『仕事のうえでは先輩かもしれないけど!俺の方が年上なんだ!』

 と心の中で叫んでるうちに、いつもの居酒屋に着き飲んでるうちに合流してきた女の子達

 さすがというくらいに盛り上がる、俺を除く人達
だが、来た女の子達の中の誰かの彼氏が乗り込んできて、言いがかりを付けてきて彼氏とその仲間にみんなボロボロ
たまたまその娘が近くに座ってたからと言って俺が1番ボロボロ・・・・


 傷だらけの体を引きずって、車に乗り込み電話して研究所に向かった
身体中の痛みに耐えながら、ポツンと明かりの灯る部屋に入ると


「こりゃまた派手にやられおって」
「俺だって!!」
「あはは、わかったわかった
 とにかくそこに座れ、傷を消毒してから検査しようかの?」


 消毒キットを持ってきて、かすり傷や切り傷を消毒すると


「おーおぉ、こりゃ肋骨の1本は折れてるかもな?kk」
「笑い事じゃ、ッイテェ!!」
「叫ぶな、とにかくこれに乗れ。電話したら出発するから」


 そう言って何処からか車椅子を持ってきてドアの近くに置くと、何処かに電話を掛けていた


「そんじゃ、出発するかな?」


 病院内のレントゲン室の前に眠そうなレントゲン技師が待っていた


「あれまぁ、ぜいぶんと・・・・」
「あはは、頼むよ」
「はーい、そんじゃゆっくりとでいいからそこに立ってくれるかい?」


そう言ってカメラの前を指差す



 撮影が終わり車椅子を押され別室にペク先生が待っていた


「う~ん、ざんね~んヒビでしたね」
「ざんね~んって」
「そうか・・・惜しかったな」
「んじゃあとでよろしくお願いしますね♪」
「わかってるよ・・・寝てるとこ悪かったね?」
「良いんですよ♪先生と夜食の為ならいつでも」
「あはは、今度は負けないからの」


そのあとはいつもの通りの検査を済ませ、廊下で待っていると検査結果の入ったファイルを手に戻ってきたペク先生と共に部屋に戻った




 部屋に戻りイスに座ると、1通の封筒を渡され


「お前に手紙だよ!俺を使いおってkk」
「えっ?」
「俺が結果を見てる間に読んどけ」


 そう言って背を向け書類に目を通しだす、俺は封を開けグォンからの手紙を読んだ


 手紙は4枚にわたり書かれていて、ほとんどはグォンの1年間の思いが綴られていた
そして最後の1枚は仲良くなった看護師から聞いたペク先生の話が書かれていて
『ペク先生にはまだ言ってないんだけど、どうしよう?』
で終わっていた


どうしようって聞かれても・・・・


「先生・・・・」
「うん?読み終わったか?kk
 たまには連絡してやれよ?心配していたぞ?」
「わかってるよ・・・それより、これ」
「うん?読んで良いのか?」


 無言で頷き、最後の1枚を渡す

ニヤケながら読みだすが、すぐに笑顔は消え真剣な顔になる


「ふーっ、まあ何処にでもある足の引っ張りあいだから気にするな」
「気にするなって言われても・・・」
「まあ、噂だって言うことだし、人命が掛かっているんだからたいそうな事はせんだろ」


 俺を落ち着かせようと、無理に笑顔を作り


「もしも俺に何かあったら、去年の病院に行ってくれ
 彼にも伝えておいてくれるか?連絡先は知っているだろ?」
「事件前のは」
「今も何1つ変わっていないそうだ」
「わかった」
「うん、今回も大丈夫だった
 これ痛み止めと湿布だから、んじゃヤンチャも程々にするんだぞ!あはは」


 そう言うと肩をポンポンと叩いて部屋を出ていってしまった


「だから、いってぇって!!」


 つぶやき帰り支度して、研究所を出ると車に乗り込み
1年ぶりにグォンにメールをした
車を走らせると病院からずっと着いてくる1台の車に気が付き

 ケータイを外からわからないように分解し粉々に粉砕し
地味に遠回りしながら少しづつ捨てていった


 家に近くで、着いてくる車も居なくなり安心して家に帰った






 それから数週間が過ぎた
あの日から特に周囲におかしな事も起こらなく
着いてくる人も居なかった

家に帰ると1通の手紙が届いていた
宛名を見てすぐにグォンからの手紙だと気付いた


急いで開くと


【ソンヒョン?チャンソン?へ

 生きてる?名前変わったんだね?
 僕も変えようかな?ふふっ

 ペク先生が亡くなったそうです
 僕は例の場所にお世話になっています
 心配しないでね?

 以前話した看護師のヌナとスロン助教授には気をつけてください
 写真送付しました。
 今度はそっちから手紙でも寄越せよな!
            グォンより】



 封筒を逆さにすると2枚の写真が出てきた
1枚は笑顔が綺麗で、いろんな人と仲良くなれそうな雰囲気の女性の写真
そして、もう1枚は神経質そうで近寄り難い男性の写真

 俺は男性の写真を見て、何処かで会ってる気がして仕方がない
普通に考えれば、ペク先生の所で会ってるのではと思うが

 俺が病院に行くときは、研究所はペク先生だけだし、検査もいつも同じ人だから違う

 写真をジッと見ていると、不意に1年前の事がよぎった


『あっ!!アイツだ!!』



バィ(o・ω・o)ノバィヽ(o・ω・o)キーン(ノo・ω・o)ノ


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comment

Re: チャンソン・・・

  1. 2013/11/20(水) 15:38:33 |
  2. URL |
  3. あんとん
  4. [ edit ]

ほんと、どんだけだよ!ってくらい巻き込まれました
下書きの時点ではもっと巻き込まれまくりだったんですが
書くのが辛くなりそうなのでやめました←オイッ

ペク先生・・・ほんとに惜しい人を亡くしました
患者思いなのに(T_T)
ラストでは、少しだけホッコリ出来るかと思います

管理人のみ閲覧できます

  1. 2013/11/20(水) 09:38:27 |
  2. |
  3. [ edit ]
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プロフィール

あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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