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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

My heart so that you will receive in your・・・2




 目を覚ますと、真っ白な見慣れない景色に自分が何処に居るのか解らなかった


 お見舞いに来た、助けてくれた組員の人にここに至った経緯を聞き、頭の中は真っ白になった


「あの・・・・それで、グォンはまだ入院中ですか?」
「おう、逢いたいか?隣の病室だぞ」
「まあ、そうですね・・・・すいませんが1つだけお願いしてもいいですか?」
「なんだ?金貸せとかはダメだぞ!kk」
「わかってますよ、俺は当分退院出来そうもないので・・・・」


 そう言うと、組員にあることを頼んだ


「お前、ほんとに良いのか?」
「良いんです。これ以上あいつに迷惑を掛けれませんから」
「わかったよ・・・・」


 そう言うと、組員は出ていった
その日の夜中、静かにストレッチャーに乗ったチャンソンは何処かに連れていかれた




ーーーーーーーーーーー




 術後の経過もよく、拒否反応もなく歩ける様になり
嬉しそうに隣の病室のドアを開けると、そこにはチャンソンの姿どころか空のベットが有るだけだった


「あれ??」


病室の前で立ち尽くしていると、通りかかった看護師が


「そこの人なら、他の病院に移ったみたいよ?」
「そんな・・・・何処に居るのかわかりますか?」
「それがね・・・・誰も知らないうちに転院したみたいよ?」
「そうですか・・・・ありがとうございます」


 頭を下げると、看護師は微笑み去っていった


退院の日
主治医のぺク先生と一緒に病院の入り口で


「毎月1回は最低でも研究所に顔を出してください、何かおかしい事があったらすぐに来てくださいね?」
「わかりました・・・・あの先生、彼はちゃんと生きてるんですか?」
「あぁ、ちゃんと生きてるよ?もう少しで歩ける様になるらしい」
「そうですか・・・・」
「ああそうだった!」


と言うと、1通の手紙を手渡した


「これが彼の気持ちだそうだ
 そんじゃ、また来月会おう!あはは」


そう言って病院の奥に歩いていった




 タクシーに乗り込み、家に帰ると荷物を置きベットに寄りかかり手紙を開けた


【グォンへ

 急に消えてごめん・・・いままで迷惑ばかり掛けて悪かったと思う
 このままでは、またグォンに迷惑を掛けかねないから
 新たな場所で、1からやり直したいと思うから
 遠く離れた場所でグォンが幸せに暮らせることを祈ってます。
 だから、俺を探すなんてバカなことは考えないでくれ
 いつの日か出逢えたら嬉しいな?
           チャンソンより】



「なんだよ!!勝手なこと言いやがって!!チャンソンが居なきゃ僕が命掛けた意味が無いじゃないかよぉぉぉ
 バカチャンソン!!うわぁ~~~ん」


 号泣ののち、そのままその日はベットに寄りかかり寝てしまった








1年後

「チャンソン、ただいま・・・・今日もちゃんと生きてるよ?
 この鼓動があるだけでチャンソンと繋がっていられるんだもんな?」


 あの日からチャンソンを思いながら、窓から見える月にその日の出来事を話すことがその日の締めくくりとなり
眠りに着いていた


 あれから毎月通う病院でも逢えずじまいで、いまだにチャンソンとの想い出が詰まったこの部屋から引っ越せない僕はすごく弱いのかもしれない





 今日は月1の経過検査の日

郊外の大学病院にある研究所に入ると、ほとんどの人とは顔見知りに
その中でも、仲良くなった看護師のナルシャヌナ


「こんにちは♪」
「あら!?もう1ヶ月過ぎたの?1日が早いわけよねぇ~♪
 はいはい、いつもの部屋に入って待ってて?今ぺク先生呼んでくるから」
「はぁ~い♪」


 部屋に向かう間にも数人とすれ違い、その人達にも

「こんにちは♪」
「おぉ、今日も元気だね~♪」
「ありがとうございます」

なんて話ながら部屋に歩いていく
部屋に入って、いつも通りにイスに座り待っていると入って来た少し白髪が混じり始めた初老のいつも笑顔の先生


「お待たせしたね?どうだね最近」
「そうですね・・・たまにベットに横になってるのに、ドキドキうるさかったり・・・ギュッと締め付けられたりするんです」
「う~ん・・・なるほどね、ちょっと心臓の動きを重点に調べてみようかね?
 横になってる時の装置の動きがおかしいって事もみてみるね?」
「はい」


 ベク先生が立ち上がると、グォンも立ち上がり着いていく
病院内の検査室に入り、心エコーや心電図などの検査を受け


「うん、じゃあ先に戻っていてくれるかい?」
「はい」


 毎回検査を終えると、グォンは近くの自販機で珈琲を買い病院の中庭で一息ついてから研究所に戻っていた


「あっ!居た々・・・毎回ここに居るよね?www」
「あぁ・・・うん・・・大学とは違う雰囲気で落ち着くんだよね
 なんでだろうね?wwwwww」
「なんだろうね?昔こんな所で遊んでたとか?」
「どうだったかな~」
「そういえば、この間変な噂聞いたんだけど・・・」


そう言って、辺りを見渡し
顔を近付け


「どうもペク先生にライバルが居るみたいなのよ
 それで、このプロジェクトを潰そうとしてるそうよ?」
「えっ!?それは困るよぉぉ」
「グォンくんもそうだけど、相手の人も困るだろうね?」
「そうだよねぇ」
「あっ!大変!私休憩時間終わってた!
 この事はペク先生には黙ってて?まだ噂の域だから心配掛けちゃ悪いでしょ?
 んじゃお先」
「はぁ~い、あとでね」


 ナルシャヌナが研究所に入ったと同時にグォンの顔が曇り、考え込んでしまった


「おや?どうしたんだね?君がまだここに居るなんて」
「えっ!?あ、すいません。考え事してました」
「あはは、そうか、そんじゃ行くかね?」
「はい」


 近くのごみ箱に飲んでいたカップを捨てると、急いで研究所に戻った


 部屋に入ると、検査結果を真剣に眺めていたが
グォンが入ると笑顔で迎えてくれ、イスに座ると


「うん、経過は良好だよ♪気になる事の件は、たぶん相手の人の気持ちが入る場合が有るのかもね」
「そんな事が有るんですか?」
「いやぁ、こんな事は初めてだが・・・君達はそれくらい心が通じているって事じゃないかな?」


 顔を赤くなりながらも、嬉しそうにうつむき考える


「まあ、それはある意味相手を感じられると思ってみたらどうかね?」
「そうですね・・・」
「言うなれば、君達は運命共同体みたいなもんだよ
 もしかしたらお互いが無意識に相手の人の事を心配したり考えてるのかもしれないね?」


 ペク先生とあの日僕達を助けた組員だけが僕達の関係を知っている
この言葉で、チャンソンも僕の事を心配しているって事を教えてくれたのかもしれない


 笑顔を見せて肩をポンポンと叩き


「それじゃまた来月な」


と言って部屋を出ていった
グォンも立ち上がり部屋を出ると、ナルシャヌナが僕を見つけ


「グォンくんは相手の事を知ってるの?」
「いえ・・・・」


 ウソだ、滅茶苦茶よく知ってる
でもそれは誰にも知られてはいけないから


「そうなんだ・・・そうすると例の件困っちゃうわね?」
「そうですね?ヌナが相手に教えるって事は」
「それがね?誰も居ない夜中とかに来るみたいで、研究所の人は会ったことがないのよ」
「そうなんですね・・・困りましたね」
「そうだ!!グォンくんが相手に手紙を書くとかは?」
「そうですね・・・考えてみます」
「あっ!ごめんね?引き留めちゃって」
「いえ、それではまた来月」
「またね♪」


 ヌナに頭を下げると、研究所を後にしたがヌナの言葉が引っ掛かり
駅に向かう途中の店に入り、久しぶりにチャンソンに手紙を書くことにした

 僕達は相手を知らない事になってるので、チャンソンの名前を出すことも連絡する事を避けてきた
まあ、チャンソンのケータイは解約されていて、僕から連絡する事が出来ないんだけど


 病院に戻る間にある静かな喫茶店に入ると、チャンソン宛の手紙を書き封すると研究所に戻る

 喫茶店を出た頃には、すでに陽が傾き出していて
研究所に着く頃には、辺りは真っ暗になっていた



バィ(o・ω・o)ノバィヽ(o・ω・o)キーン(ノo・ω・o)ノ



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Re: あ・・・

  1. 2013/11/19(火) 16:10:54 |
  2. URL |
  3. あんとん
  4. [ edit ]

mさん、気にしないで?

私もよく書き漏れが有るから、気になっただけだから

最後までふぁいてぃん (ง •̀_•́)ง

管理人のみ閲覧できます

  1. 2013/11/19(火) 15:32:29 |
  2. |
  3. [ edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: グォン・・・

  1. 2013/11/19(火) 12:25:34 |
  2. URL |
  3. あんとん
  4. [ edit ]
mさん

連コメありがとう♪(*ToT)
チャンソン、グォンを守るため行方不明
グォンはせめて、1度会ってから消えて欲しかっただろうに・・・

あれ?私書き忘れてた?ごめんね?
チャンソンは酔っぱらいのナイフによって、心停止したんです。
なので、今チャンソンの心臓にはグォンの心拍数を感知する機械が取り付けてあります
そしてグォンの心臓にも心拍数を送信する機械が取り付けてあります

チャンソンとグォンは形は違えど、2人が幸せになることに向けて頑張っています
なので、mさんも悲恋って事は頭の片隅に追いやって2人のがんばりを一緒に応援しましょう!!←

管理人のみ閲覧できます

  1. 2013/11/19(火) 09:41:24 |
  2. |
  3. [ edit ]
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あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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