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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

好きなんだ   10


 “必ず連絡する”なんて言っちゃったけど・・・・・
どうすれば、連絡出来るんだろう?

就職が決まったら?自分に自信が付いたら?
それとも、あの時の客達が僕の事を忘れたら?


 面接の前は、上手く話せるのかばかりに気を取られ
そんな思考を振り払えば“今までの生活を知っている人に会いませんように”って願っている


面接が終わり、知った顔が無ければ安堵して

引っ越したばかりの、いまだに段ボールが点在する部屋に帰り
テーブルさえない部屋で、缶ビールとケータイ片手に悩んでしまい
ブランケットにくるまり、朝を迎える


なんとか日払いの仕事で食い繋ぐ日々



 僕が待ちに待った先日受けた数社の中でもわりと大きな会社


『ソ・グワンさんのお電話で宜しいでしょうか?』
「あっはい・・・・」
『私、ソリ企画の者ですが、先日は当社の試験を受けていただきありがとうございました
 急で申し訳無いのですが、明後日に役員面接が有りますので11時に来て頂きたいのですが、宜しいでしょうか?』
「はいっ!!よろしくお願いします!」
『では11時に当社の会議室に来てください。
 受付で声を掛けていただければ、解る様にしておきますので、では失礼いたします』



電話を切ると、言い様のない嬉しさにケータイをタップしてある番号を表示させるが、寸でのとこで動きを止めシウの所に掛けた



「あっシウ?今大丈夫?」
『うん?・・・・悪りい、寝てた・・・今何時?』
「えっと・・・・3時すぎ?たぶん」
『あぁ・・・もうそんな時間か・・・・助かった、ありがとう・・・・
 それで、どうかしたのか?』
「うん!こないだ受けた会社からさっき電話が有って、明後日役員面接に来てくださいって!」
『おぉ~やったな?役員面接が有るなんて、結構大きな会社なんだな?』
「そうなんだよ!募集要項には学歴は問わないって有ったから、半分冷やかしで受けたんだけど・・・・
 ヤバイ(;゜0゜)今さら緊張してきた」
『あはは・・・・大丈夫だよ、お前なら絶対上手くいくから
 お前口だけは上手いから・・・・』
「それ・・・誉めてる?僕にはバカにされてる気がするんだけど」
『誉めてる、誉めてる(笑)そして、応援もしてるんだけど?』
「シウにそう言って貰えて少しだけ落ち着いた、ありがとう・・・・」
『おっ!?珍しい!グワンから“ありがとう”なんて聞けちゃったよ・・・
 明日は雪か?それとも、嵐かもしれないな?』


こうやって僕の気持ちを軽くしようとしてくれてるシウに気付いて、僕にしたら珍しくお礼を言っていった


『ところで、お前ジニョンさんには連絡したのか?』
「・・・・・・・してない」
『はぁ?・・・・・まだしてないのかよ?
 あれからどんだけ経ってるんだよ?1ヶ月は経ってるぞ・・・どんどん出来なくなるぞ?
 よしっ決めた!グワン、明後日の面接の答えが出たら連絡しろ!
 いいな?これは命令だからな?』
「う・・・・ん・・・・」
『もし、約束を破ったら俺はもうグワンと縁切るからな』
「わかった・・・・・」




□ ■ □ ■ □ ■ □ ■




2日後、ソリ企画



僕の姿を見て、すぐに笑顔を貼り付け頭を下げた受付に座る女性2人


「いらっしゃいませ、ソリ企画へようこそ」
「すいません、面接の約束のあるソ・グワンですが
 会議室はどちらでしょう?」
「はい、ソ・グワン様ですね?伺ってます。会議室は3階右の突き当たりです」
「ありがとうございます」



エレベーターで3階にむかい降りると、右に曲がり歩いていくと
5個のパイプ椅子が置いてあった、時計を見ると10時45分・・・・
辺りを見回すが誰も来ていないようだ
椅子に座り何度も深呼吸をしながら他の人が来るのを待つ


10分後


パラパラと集まってくる人達
誰もが緊張の為か、顔を引き攣らせながら椅子に座っていく


どう見ても場違いな僕は俯き時計とにらめっこ



時間を少し過ぎた時、数人の人が歩いて来るのが目の端に見え顔を上げると


 集まった人達とそう変わらない人達
遅刻してきた人かとため息をつき、なんとなく観察していると
何の迷いもなく会議室に入ってしまった

 その場に居る誰もが“ウソだろ・・・”という顔



数分後、1人の男性が会議室から出てきて入るように言われ入ると

座る場所を指定された・・・まさかの真ん中に心臓は飛び出そう
そこからは、面接で何を話したのかも何を聞かれたのかも覚えていない


「では最後に聞きたい事はありますか?」

数秒の無言の後、1人の男性が恐る恐る手を上げた

「はい、そこの君何ですか?」
「失礼かと思いますが・・・・私は、役員面接と聞いたのですが」
「それがどうかしましたか?」
「本当に役員なんですか?」
「あはは・・・・私達が若いから騙されたんじゃないかって心配に?」
「い、いえ・・・そういう訳では・・・」
「フフ・・・良いですよ?この会社は完全実力主義なので、仕事で成果を上げれば誰もが上にいけますよ」


不適な笑みを見せて、周りを見渡すと


「他の方は宜しいですか?・・・ではこれで終わりにします。お疲れ様でした」



その言葉に役員達はなにやら楽しそうに話ながら出ていった


゚・*:.。..。.:*・゚*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・*:.。..。.:*・゚




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  1. ジニョン×グワン
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]


comment

Re: タイトルなし

  1. 2012/10/24(水) 01:32:47 |
  2. URL |
  3. あんとん
  4. [ edit ]
どなきっちゃん、ただいま~♪


グワンくん、就職活動頑張ってるよ♪
だんだん連絡が出来なくなってきたグワンくん・・・どうしたもんかね?←

ソリ企画怪しい?やっぱり?うぅぅぅどうしようo(T△T=T△T)o
このまま怪しい会社にするか・・・真面目な会社にするか・・・


初参戦であの席はヤバイ(;゜0゜)
正信客席に降りてきて、10メートル位前を歩いてたの!
まぁ、頭と手しか見えないけどね・・・・


ところで、おかずってなあに?オイラわかんな~い(ギャル風に言ってみたkkk)←(爆)
いや、わかるよ?たぶん合ってると思う
続き頑張るよ・・・・(((^_^;)

  1. 2012/10/24(水) 00:53:16 |
  2. URL |
  3. どな・きち
  4. [ edit ]
あんちゃん、お帰り〜!待ってたわ♡

グワン君、就活頑張ってるね。ジニョンに連絡したいけど、まだそれだけの勇気が持てないのかな。でもシウ君の言う通り、時間が経てば経つ程連絡しにくくなっちゃうよね。一度出来ればいいんだけど、たどり着くまでがね。

役員面接、受けたみたいだけど。な〜んかアヤシい。胡散臭い。グワン君、大丈夫かな?


あんちゃん、CN君のライブよかったね〜!
クリクリパーマの我らが正信!もうノックアウトでしょ〜?どなきちもだよ!
みにょたんも可愛かったし、これでしばらくはオカズに困らないわ〜(何の?笑)

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プロフィール

あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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