FC2ブログ

EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

ラストクウォーター   16

.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



 病院の前にはたくさんの報道陣が集まっていた


「退院しました!これからもA.N.JELL をそしてジェルミの応援をヨロシクね♪」


 迎えのバンに乗り込むと、溜め息を漏らし


「社長の所に行くんだよね?何聞かれるんだろう?怒られんのかな?」
「うん?一応行方不明だった時はシヌが
“内緒でとある病院に入院している”
って言っといてくれてるから、覚えておいてくれよ?」
「うん、覚えとく(^_^;)」


 事務所の前もペンがいっぱいだったので裏にまわって事務所の中に入った

社長室の前にはシヌが待っていた


「ジェルミ、今回の社長への弁解俺に任せてくれなかな?」
「なんで?」
「俺が最大の原因だし・・・ジェルミだって言えないことが有るだろ?」


シヌの真意がわからなく、じーっと見つめてたがフーッと息を吐くと


「・・・・わかった」
「ありがとう♪」


 優しく微笑み2人で社長室に入っていった
社長の話は行方不明だった時に何処に居たのか、何故事故に遭ったときにあそこに居たのかだった


「行方不明の時の事はちゃんと話しましたよね?」
「あぁ・・・ちょっと確認しただけだ、そんなに怖い顔すんなよ」
「ならいいです!事故の時は俺の所に来ようとして間違えただけです。ねっ、ジェルミ?」
「えっ?あっ、うん・・・そうなんです。
 ちょっとぼーっとしてて・・・赤で渡ろうっとしちゃって・・・えへへ (*''∀''*)ゞポリポリ」
「そうかそうか♪悪いな、退院してすぐに来てもらって
 今日はゆっくり休め、明日からは頑張ってもらうからな?」
「はい!頑張ります!」


社長室から出ると、今まで笑顔だったのがスッと消え


「シヌ、ありがとう・・・僕1人だとあの問いには答えられなかったよ・・・
 じゃあ僕は帰るから」
「待ってよ、俺にもう少しだけ時間をくれないか?」
「少しだけなら・・・」



連れてこられたのは、あの公園だった


「うわぁ~♪月がきれぇ~・・・
 すべての始まりはここだったんだね?」


懐かしそうに見渡し、ここでいつも歌ってた歌を歌い出した


♪~Where you are you? I want to tell this thought ... So where has love gone ? will I ever reach it The cape of Storm echoes the pain I feel inside ~♪


「ジェルミ・・・ごめん、淋しい思いや辛い事をさせてしまって」
「もういいよ、僕もシヌの事を責められないから・・・
 でも、次は許さないからね?kkk天国であの2人仲良く過ごしてるかなぁ?」
「そうだね?・・・あっ、ジェルミ知ってた?月に周期が有って同じ月は19年後に見れるんだって」
「へぇ~♪19年後かぁ・・・その時僕達どうなってるのかな?」
「どうなってるかな?ジェルミは可愛いままじゃないかな?」
「僕達もずっと一緒に居られるのかな?」
「居られるよ!」
「う~ん・・・」
「何?」
「それは・・・シヌ次第じゃないかな?kkk(小声)」
「今なんて言ったの?」
「うん?kkk未来は神のみぞ知るって言ったの!
 早く帰ろう?ミナリくんとスンくんがもうすぐ着くはずなんだ♪僕と言ったらパーティーを開かなくっちゃ始まらないでしょ♪」
「そうだね♪」



 ミナリ達と一緒に彼らのひょんが来ていて、最初こそ緊張していたみたいだが
もとからの彼らの性格なのか、いつの間にか昔からの友人の様に楽しく過ごした

 その日は夜遅くまでエンジェルハウスから笑い声が絶えなかった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚



 後から聞いた話によると、シヌは彼女と一線は越えなかったらしい


「彼女は居ないけど、大切なパートナーは居るから・・・あなたとは出来ない」


 あの日僕と一緒に居るシヌを見て、女の勘で相手がわかって僕に意地悪のつもりでわざと馴れ馴れしく接したそうだ


それを知ったテギョンひょんとシヌは
彼女を脅したみたいだけど、どうやったのかは絶対に教えてくれなかった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking


  これでラストとなります。
長い間お読み頂き、そしてたくさんのポチや拍手に感謝してます
あんとんのお話でブログ村の1ページ目に居るのなんて、なかなかない事なので
ここまで書けたのもみなさまのおかげです♪O(≧∇≦)O

ありがとうございます♪ 読んでくださったみなさんは、てぇばっちぇごです!
のむちょあよぉ~ ♡♡♡



関連記事
スポンサーサイト



  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   15



 病院に駆け込んできたシヌは集中治療室に向かった
そこには、社長、マ室長、テギョンが居た

「ジェルミは?」


 テギョンが無言でガラスの向こう側を指す
そちらを見ると、心臓マッサージをされてるジェルミの姿が
壁をおもいっきり叩きつけ


「どうして!お願いだよ・・・戻ってきてくれよ」


ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピーーーーーー


「ジェルミーーーーー」


テギョン達の大声と崩れ堕ちるシヌ



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



 森の中


 門を見付けたジェルミは門にすがり付く様にジョンシンの名前を叫んでいた


「ジョンシーン・・・ジョンシン、何処に居るんだよ (ó﹏ò。) ずっと一緒だって言ったじゃないか・・・早くここを開けてよ・・・グスッ」


 門をガタガタと揺らしていると、中からラストクウォーターが聞こえてきた


「ジョンシン!!」


音が消え、ボゥッと青い炎を纏ったジョンシンが姿を現した


「どうして僕は入れないの?僕も入れてよ!!」
「出来ないよ・・・ボクは19年に1度のタイミングであの日君をこっちの世界に連れ去ろうと最後の力を振り絞って・・・
 でも出来なかった、君はミニョクじゃないから・・・君にはたくさん支えてくれる人や必要とする人がいる、だからあの日、君を呼ぶ声が君に聞こえたんだ」
「そんな・・・」
「大丈夫だから、彼の事信じてあげなよ?君も奥底では彼を許して求めていたんだよ?だから彼の呼ぶ声が聞こえたんだ」


ジェルミの手が急にポワンと暖かくなった
姿が見えないのにそのぬくもりは誰のものかわかった


「シヌ?・・・・・」
「ほらね?君を待ってるよ?」
「ジョンシン、ありがとう・・・僕の事を許してくれて・・・」


フッとジェルミの姿がミニョクに変化した


「ジョンシン、ごめんね?ずっと一緒に居るって約束したのに僕が死んじゃって・・・憎んだ?約束を守れない僕を
 僕はすぐに転生してジョンシンに会いに行こうと思ってたのに、なんで死んでしまったの?」
「ご、ごめん・・・ミニョク」
「ジョンシンは良いことしたんだから、きっと神様も許してくれるよ♪19年も苦しんだしね?これからはほんとにずっと一緒だよ?」
「ありがとう、ミニョク」
「もうジェルミを彼らに返して上げよう?」


スッとジェルミとミニョクに別れると何処からかミーがやって来て“ニャー”と言ってジェルミを連れていった


《神様お願いします、彼らを天国に導いてあげてください・・・・彼の愛したギターと煙草を忘れずに・・・
 僕は彼らに誇れるよう、天命を全うして自然にこの門が開かれる日までちゃんと生きます》



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


FC2 Blog Ranking


ちょっと短めですがここまでです
そして、予定では次の更新がラストになります。

明後日をお楽しみに (✪ฺ´▽`✪ฺ)✌


関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   14






 翌日ジェルミの所に行くと、嬉しそうにミナリとスンに抱き付いてきた


「昨日はこれなくてごめんね?」
「うん・・・でもね?全部弾けたんだ!聴いてくれる?」


 そう言うとラストクウォーターを弾きだした


「スゴイね?その曲の名前はラストクウォーターだったよね?」
「うん♪」

楽しそうなジェルミの姿に何も言えなくなってしまったミナリ


「ミナリ、やっぱりぼくが・・・」


無言で首を振るミナリ


「ミナリくん、どうしたの?」
「あのね、ジョンシンさん見付けたんだけどね・・・」
「見付けたの?ミナリくんスンくんありがとう」
「でも・・・ジョンシンさんはもう亡くなっていたんだ、それにミニョクさんも20年前には病気で亡くなってるんです」
「僕は病気で・・・死んでる?じゃあ僕はジェルミとして生まれ変わったって事?」
「うん・・・」
「ウソだ!僕はずっとここでジョンシンと生活してたんだ!」
「ほんとなんだよ!これ見てよ!」


 そう言うとカバンからシヌから渡されたプラスチックファイルを見せた
そこには当時の新聞記事の切り抜きがいっぱい貼ってあった


それを見たジェルミはフラッシュバックするように
ジョンシンとミニョクが過ごした楽しい日々
ジョンシンが病院のベットの横でラストクウォーターを聞かせて励ましてる姿

ジェルミがA.N.JELLとして演奏する姿
シヌとの甘い生活と裏切り

そして、事故に遭ったときの光景


「うわぁ~・・・・」


頭を抱えてその場にうずくまった
その時ジェルミが光に包まれてスンにも姿と声が


「頑張ってジョンシンさんが亡くなったことを受け入れて?」
「嫌だ!僕はずっとジョンシンと居るって約束したんだから、僕はジョンシンの元に行かなくちゃっ!」
「ダメだよ!ジョンシンさんが約束したのはジェルミさんじゃないんだミニョクさんだもん!」
「違う!ジョンシンはあの時交差点の向こう側で僕を待ってたんだ!
 僕はジェルミとしての生活を捨てたんだ!それをジョンシンは受け入れてくれたんだから
 僕は行かなくちゃ・・・ありがとうミナリくんスンくん」


涙を浮かべながらスッと消えたジェルミ
急いでシヌに電話する


「もしもし、ジェルミさんが・・・ジェルミさんが」
『しっかりしろ!何があった?』
「ジェルミさんが消えました!」
『消えた?じゃああそこから出られたのか?でも戻ってきてないぞ?何処に行ったんだ?』
「あっ!?スン貸して!シヌさん有るよ!今もジョンシンさんが待ってると思いたい場所が!」




 明洞の教会前の交差点



 事故に遭ったときと同じ場所に座り込むジェルミ
同時にシヌとミナリ達が交差点に着いた


「居るか?」
「そこに!?」


ミナリが指差した交差点中央にぼーっと微かな光に包まれているジェルミ
何台ものクルマやトラックがジェルミを通り過ぎるが、ジェルミはなんともない


「やめてくれ!お願いだよ・・・・思い出したんだろ?俺の所に戻ってきてくれよ」
「ぼく達からもお願いします。通訳無しでジェルミさんと話したいんです!」
「ぼ、僕・・・もう嫌なんだ、元気でいつも笑顔のジェルミをしているのも、シヌの浮気を見て見ぬふりしてるのも!」
「浮気・・・」
「えっ!?(゜ロ゜;ノ)ノ」


2人はばっとシヌを見る、シヌはビックリした表情でジェルミを見ている


「ジョンシンはそんな事しない、だって19年も僕だけを思って探しだしてくれたんだもん
 あの時ちゃんとひかれてればジョンシンと一緒に居られたのに・・・」


キョロキョロと探しだしたジェルミ


「ラストクウォーターだっ(^o^)
 シヌ・・・もう、僕に構わないで!あのスタッフとお幸せに
 ミナリくんスンくん、ごめんね?ほんとにありがとう、おかげで出られたよ!これでジョンシンの所に行けるよ♪」



 大型トラックがジェルミを通り過ぎる時まばゆい光に包まれてジェルミが消えた
それと同時にシヌの電話が鳴り響く


「何?マ室長」
『オイッ、シヌ!?お前今何処に居るんだ?ジェルミの容態が急変したんだ』
「なんだって?今行く!・・・ピッ」
「どうしたんですか?」
「ジェルミの容態が急変した、病院に行ってくるよ」
「そんなぁ・・・(T_T)」
「泣くな!お前達が引き留めた心は伝わっているはずだ!ジェルミの生命力を信じよう?きっと大丈夫だから」


そう言うとシヌはクルマに乗り込み大急ぎで病院に向かった


「俺を許さなくても良いから、ジェルミ俺の言い分も聞いてくれよ・・・」



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking




関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   13

 下に降りて少しして白いクルマが2人の前に停まった


「お待たせ、乗ってくれる?」
「失礼しまーす♪」


2人が乗り込むのを確認すると、走り出した
着いたのはエンジェルハウスで、リビングのソファに座るよう言うと
キッチンでお茶をいれ2人に手渡した


「「ありがとうございます」」
「いいえ、わかった事をお互いに発表しようか?
 俺がわかった事は、ミニョクはたぐい希な才能が有ってロンドンに留学したそうだ」
「じゃあ留学中にジョンシンさんと出逢ったんですね?」
「あぁ、ただあっちで体を壊して最終的に白血病で亡くなった」
「そうなんですか・・・ジェルミさんが言ってたジョンシンさんから贈られた曲は、そんなミニョクさんを励まそうと書かれたそうです」
「ちょうど良かった、その曲のMVが有るんです。シヌさんも観たいでしょ?ジョンシンさんkkk」


 シヌにジェジンから借りたDVDを渡し3人で見ていた


「あれがジェルミさんが自分だと思ってるミニョクさんです。」
「あの2人幸せそうだよね?メンバーに祝福されてるみたいだし」
「そうだな?・・・コイツはミニョクの代りをジェルミにさせてたって事か?」
「それが・・・・おかしいんです」
「ジョンシンさんはすでに亡くなってるんです」
「だって・・・」
「はい、ジェルミさんはジョンシンさんとあの洋館ですごしてたって言ってます」
「じゃあおかしいじゃないか!ジェルミは夢を見てそう思ってるのか、もしくはミニョクの亡霊に記憶が奪われたのか?」
「記憶は・・・たぶん事故によるものか、ジェルミさんだった時に起きた何か思い出したくない事があったのか」
「シヌさん、その事で身に覚えは?」
「わからないんだ、ジェルミはなぜ急に!」
「人は急には行動しません。何かしらのメッセージが出てたハズなんです」


考え込んでしまったシヌ
シヌをそっとしておこうと映像を見ていた


♪~Where you are you? I want to tell this thought ... So where has love gone ?
will I ever reach it The cape of Storm echoes the pain I feel inside ~♪


「それにしても・・・なんで自殺なんかしたんだろうね?」
「自殺とは限らないよ?事故かもしれないじゃん!」
「どういう事?」
「えっ?」


考え込んでいたシヌが話し掛けられたことにビックリした2人


「自殺とか事故とか」
「あぁ・・・ジョンシンさんが亡くなったのは、ビルからの転落だそうです。
 ミニョクさんが亡くなって、ジョンシンさんはお酒とクスリに溺れてたそうで」
「だから死因はどっちかわからないままなんです」
「自分の意思で転落していようと、お酒とクスリによる転落だろうと命を粗末にした事に変わりはないだろ!許せないヤツだな!」
「「・・・・・・・・・」」
「ちょっと待ってて」


何かを思い出したのか、2人を置いて上に上がってしまった


数分後に降りてきたシヌは手にプラスチックファイルを持っていた


「ジョンシンが死んだって記事を集めてみた、これをジェルミに見せてくれるか?
 俺がやりたいけど、今のジェルミには俺は見ず知らずの男だから・・・
 それにジェルミが目覚めて最初に迎えてあげたいんだ」
「わかりました・・・ミナリ出来る?ぼくも側に居るから」
「うん・・・自信ないけど、頑張るよ」
「今日は遅いから、明日行ってきます」
「頼むよ・・・」
「はい、シヌさんは明日はずっと病院ですか?」
「あぁ」
「わかりました、何か有ったら電話します。ジェルミさんが言ってた曲の名前はラストクウォーターっていうそうです。
 聴いてみてください、けっこういい曲ですよ?」


そう言うと2人は帰っていった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



その日洋館では、ジェルミが必死にジョンシンが作った曲を練習していた


「指がつるよぉ~(T_T)あと少しなのにぃ」


そう言いながらも練習を止めないジェルミ
ジェルミの額からはうっすら汗がにじんでいた
ジョンシンが弾いていた姿を思い出しながら弾いていると
楽しかった日々が思い出された


ロンドンでメンバー達と一緒に遊んだ事
18歳の誕生日にジョンシンにプレゼントされたネックレスの光景
2人で朝を迎えた日々の事・・・・・・

楽しそうに弾くジェルミ・・・ジャラーン


「できたぁ~♪やったね♪kkk」


そう言うとそのまま倒れこんでしまった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking




関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   12





 ミナリとスンは家に帰るなり、ジェジンの部屋に駆け込んだ
ジェジンの部屋にはひょん2人がベットの上でダラダラしていて、ジェジンは世話をやいてた


「ジェジひょん!聞きたいんだけど・・・・ゲッ!?ひょん達も居たんだ?」
「何だよ?俺達は居ちゃいけないのかよ?」
「別にいいけど・・・もういいや!
 ちょっと聞きたいんだけど、この曲知ってる?」


 スンに促されて、ミナリが鼻歌でジェルミが演奏した曲を歌った


「歌詞は?」
「わかんない」
「どっかで聞いた事有るんだけど・・・何処でだろう?」
「う~ん・・・ちょっと待ってて?」


 ジェジンは自分のCDやDVDが入ってる棚を探しだす


「あれ?・・・ここに有ったのに・・・あっ!ホンひょん、この間持っていったDVD返してよ」
「うん?・・・あぁ~待ってろ!」


 ジェジンの部屋を出ていって数分後に戻ってきたホンギ、なぜがちょっと得意げだった


「はい」


 ジェジンは受け取るとデッキに入れ再生させた


「この曲だよ!ジェジひょんスゴイよぉ♪」
「んで、これなんて曲?」
「ラストクウォーターだって・・・バンドの名前はEVIL(エビル)」
「EVIL?面白い名前だね?」


 おもむろにジェジンはパソコンを操作しはじめ
部屋にラストクウォーターとカタカタとキーボードを叩く音が響いた


「あった!EVILはDEVIL(悪魔)のDを取ったもので、DはDIE(死)で殺しはしない悪魔という意味が有るらしい」
「ふーん、今も活動してるのかな?」
「いや、19年前に解散してるって」
「なんで?」


 他の検索結果を見ていくと、EVILのペンサイトを発見


「何々?・・・ラストクウォーターはボーカルでギタリストのジョンシンが恋人の為に書いたもので
病気療養中の恋人を励ます為に書いたそうです。
 残念ながら恋人は帰らぬ人となってしまい、追悼の為にこの曲を世に出したんだそうです。」


 4人がパソコンに夢中の中ずっとDVDを見ていたミナリはスンの服を引っ張り
画面の奥の方でジョンシン達を見守ってる人を指差した


「スン、これがミニョクさんじゃない?」
「これがミニョクさんか・・・とっても幸せそうだね?」
「うん♪」


 画面を見ている2人にホンギが声を掛ける


「おいっ!EVILの解散の理由は良いのか?」
「理由わかったの?」
「あぁ、恋人の死の後、酒浸りのうえヤク中になって恋人の死後1年後にビルからダイブしたんだと」
「えっ?死んでるの?」
「あぁ、今から19年前にな」
「そうなんだ・・・死んでるのか~」
「ジェジひょん、ちょっとこのDVD借りてもいい?見せたい人がいるんだ」
「良いけど、無くすなよ?」
「はーい♪」


 元気に返事をすると、デッキから取りだしバッグにしまった


「ねぇ?そういえば、ラストクウォーターってどういう意味なの?」
「う~ん・・・ラストクウォーターは月の周期の名称の1つだよ?
 ニュームン(新月)ファーストクウォーター(上弦の月)フルムーン(満月)そして、ラストクウォーター(下弦の月)
 満月とかって学校で習っただろ?kkk」
「うん(^_^;)あまり覚えてないけど」
「あはは(^o^)そういえば、月の周期でもう1つ不思議な事が有るんだよ?
 19年周期で同じ月が見れるんだって」
「へぇ~って事は、ぼく達が見てる月も19年前に誰かが見ていた月って事?」
「そういう事になるね?kkk」


 タイミングよくシヌから電話がきた
スンは廊下に出ると、急いで電話に出た


「シヌさん、グットタイミング♪何かわかった?」
『ジョンシンの事はわからなかったけどミニョクの事はわかったよ?そっちの方はどうだった?』
「大丈夫だよ、こっちはジョンシンさんの事がわかったから♪
 ねぇ?シヌさん、恋敵のジョンシンさん見たくない?kkk」 
『居場所がわかったのか?』
「う~ん、ちょっと違うけど、DVD借りたんだ」
『わかった、じゃあこれから迎えにいくよ10分くらいで着くから』
「はーい♪そのくらいに下で待ってるね~♪」


 電話を切ると、ミナリにシヌから聞いた事を話した


「これで解決すれば良いんだけど」
「そうだね?用意して下に降りよう?」


 ジェジンの部屋を覗くと3人はパソコンで何か見付けたのか
盛り上がっているのでそのままほっておいて家を出ていった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


FC2 Blog Ranking




関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   11



 洋館から微かに聞こえてくる音楽
なんとなく聞いた覚えのある曲にミナリは頭の中でどこでだ?とフル回転していた


「ねぇ?スンには音が聞こえる?」
「なんか音がするけど・・・・微か過ぎて、蚊が飛んでるくらいの音だよ?」
「どこかで聞いた事有るんだけど・・・
それが思い出せないんだ、だからスンが聞こえてたらって思って」
「ごめん・・・どうしようか?」
「うん・・・」


 部屋に入ると悪戦苦闘しているジェルミが居た


「あんにょん♪ミニョクさん
 少しは弾けるようになった?kkk」
「あんにょん・・・あぁ~もうムリだよ~(T_T)指が動かないよ」
「弾けるとこだけ聞かせてよ?どこかで聞いたかもしれないから」
「ちょっと待って?少し休憩させてよ」
「了解♪ノートを見ても良い?」
「うん♪昨日夢を見たんだ、その事も書いちゃった♪えへへ」


 ノートには『ジョンシンに逢いたい』『どこにいるの?』ばかりだったけど『仲間とセッション』『レコーディングスタジオで録音』『ジョンシンが僕の為にゲームに勝ってくれた』


「ねぇ?ジョンシンさんは歌手だったの?レコーディングしていたって事は」
「たぶん・・・」
「ここで?」
「ううん、僕とジョンシンだけが韓国生まれで他のメンバーはロンドンの人だった」
「そっか、洋楽で探せば居るかな?」
「どうだろう?」


 休憩ができたのか、おもむろにジェルミが弾き始めた
ミナリとスンはよく聞こうとジェルミの足元に座り込んだ


 まだサビの部分はつっかえていたが、その前はある程度聞けるくらいまでになっていた
スクッと立ち上がるミナリ


「ミニョクさん、ぼくこの曲聞いた事有るんだ!ちょっと調べてくる!」
「ミナリ、待ってよ!」


 慌てたようにミナリの後を追いかけたスン


「どこいくの?」
「ひょん達なら知ってるかも!」


急いで家に帰っていった


 
.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



 事務所のスタジオで作業中のテギョンとスタッフにそれとなく


「ねぇ?ジョンシンって人知ってる?」
「誰だそれ?」
「聞いた事無いなぁ」
「だよなぁ・・・じゃあ、カン・ミンヒョクって人は?」
「なんか聞いた事有るような、無いような・・・・」
「急にどうしたんだ?」
「昨日ちょっと耳にした名前だから芸能人か何かかと思って」


 テギョンは何か考え込んでいたが、急にケータイを持ち出ていってしまった
数分後戻ってきたテギョンの手には1枚のCDと紙があった


「ジョンシンってヤツは知らないが、カン・ミンヒョクなら知ってる」


 そう言ってCDをかけた
オーケストラのCDでたぶんテギョンの親父さんの指揮の物なのだろう
渡された紙には簡単なプロフィールと数々の受賞歴が書かれていた


「親父が認めた最年少フルート奏者で、高校に行かずにロンドンに留学したが・・・・」
「なんだよ?」
「あっちで体を壊して、白血病で亡くなった」
「亡くなってるのか・・・ありがとう、テギョン」
「いや、気にするな・・・ジェルミに関係あるんだろ?(小声)」


 ビックリした顔でテギョンを見た
テギョンはクククと笑って


「お前がこんだけ動くのはジェルミ絡みだからな?
 傍観者のシヌさん?」


 お得意の片側の口の端を上げるように笑うと、ポンポンとシヌの肩を叩きヘッドホンをして作曲作業に戻った
苦笑し立ち上がると、スタッフ達に


「お邪魔しました。作業の邪魔してごめんね?テギョンにも伝えて?kkk」


そう言うと、軽く手をあげ出ていった



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします


にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking




関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

ラストクウォーター   10



 病室を出ていった2人が何か隠してる気がして後を付けた、一軒のマンションに入っていったがすぐにギターを抱えて出てきた


「ジェルミさん、早く戻れたら良いのに」
「でも寝顔は幸せそうだったね♪ジョンシンさんとの事を夢に見てるのかな?」
「きっとそうだよ!だから・・・・・」


けっこう大きな声で話してて、少し離れてても2人の会話は聞こえていたが
急に立ち止まり顔を近付けて話し込んでしまった


「何の話だよ!ジョンシンって誰だろう?ジェルミの友達にそんな人居なかったハズだぞ?」


離れた場所で2人の行動を見ていると
楽しそうに歩き出した


「うわっ!今日は遅くなったよ、早く行こう♪ジェルミさんが待ってる」
「うん♪」


「ジェルミが待ってる?どういう事だ?」


首を傾げながら2人の後を付いていった
しばらく歩くと一軒の洋館に入っていった
ドアが閉まるのを確認するとシヌも2人と同じ様に洋館に忍び込んだ






ぼぅーっと微かな光りがドアの隙間から漏れていて2人の話声も聞こえる


「今日病院に行ってジェルミさんと会ったんだ」
「えっ?ジェルミ?あぁ~僕か!話せたの?」
「ううん、ジェルミさんは眠っていたんだ♪」
「そっか・・・見た目は元気だった?」
「なんで?」
「だってここから出られたら早くジョンシンの所に行きたいもん
 僕は交通事故に遭ったんでしょ?戻っても動けないなんて困るもん」
「そうだね?kkk所であれから何か思い出した?」
「うん♪僕ジョンシンにこれ貰ったんだ」


そう言って首からネックレスを外し、ミナリに手渡した
受け取るとシルバーの鎖に羽根のチャームが付いたネックレスだった
羽根のチャームには赤い石が埋め込まれていた





覗いていたシヌはイライラしていたが、ミナリがネックレスを持ち上げたときに耐えられなくて
ドアを蹴破るかの様に開け放ち


「お前ら、こんな所で劇の稽古なのか知らないけど、ジェルミの見舞いは私物を取るための作り話だったのか!」


ビックリして動けない2人
ジェルミのネックレスを奪おうとミナリに近付くと、スンが立ち塞がり


「やめてください!ぼく達はジェルミさんの私物を取ってなんていないし、それにここにジェルミさんが居るんです!」
「何を言ってるんだ!ここにジェルミが居るわけっ・・・」


 シヌの前にスンが置いていったノートが誰の手も触れずにすーっと出てきて

『やめろ!僕の友達に手を出すな!』

サラサラと書かれたと思ったら、ドンッと押された
目を見開いてミナリとスンを見た
2人は疑われたと思い、違う違うって首を振っていた
落ちたノートを拾い上げ


「これ・・・・ジェルミの字だ」
「信じてくれましたか?」
「あぁ・・・それより、なんでジェルミに俺があげたネックレスがここに有るんだ?確かジェルミが着けてるハズなんだけど」
「???さっきジェルミさんが外してぼくに渡されましたけど?」
「いい加減返してくれる?僕の大切な贈り物なんだから」
「あぁ~ごめんなさい、今返すよ」
「それと、これはジョンシンに貰った物だから!ちゃんと貰ったときの思い出も覚えてる!
 それに、あんたには会ったこともない!」
「えっ?」


チャームが光で透き通った様に見えたスンがミナリを止めた


「あれ?ミナリちょっと待って! ミナリちょっと貸して?」
「何?」
「これ・・・中に何か書いてある!」
「「えっ!?」」
「K.M?」
「誰だよ!K.Mって」
「あっ!カン・ミンヒョク!」
「もしかして、ミニョクさんの事?」
「うん♪今思い出した!僕の名前はカン・ミンヒョクだよ♪」
「スゴイ!?そこからも探してみるよ」
「ミナリ、盛り上がってるとこ悪いんだけど?」
「あぁ~ごめん、忘れてたΣ(゜Д゜)
 ミニョクさんの名前はカン・ミンヒョクさんだって」
「それがどうかしたの?さっきからミニョクさんっていったい誰なんだよ!」
「ミニョクさんありがとう♪ぼく達は帰るから、今日はギター持ってきたけど明日聞くよ♪ゆっくり練習してね?kkk」
「わかったよ!明日ねぇ♪」


シヌを引っ張り洋館を出た
帰り道を歩きながら、シヌに今までの事を話した


「ジェルミさんは記憶が無いんです。自分の名前はミニョクだって」
「うん?それはジェルミの記憶が無いって事?」
「はい・・・だから、シヌさんにも会ったこと無いって言ったんです」
「あのネックレスはシヌさんがジェルミさんに贈ったものなんですよね?」
「あぁ、去年のクリスマスイブに贈ったものだよ
 まさか石に名前が入ってるなんて」
「シヌさんはジョンシンって名前に聞き覚えは?」
「知らないんだ・・・そいつは何者なの?」
「ジェルミさんの恋人です」
「それはない!恋人は・・・・」
「あぁ~なるほどね♪kkk ということは、あそこに捕らわれてるジェルミさんはミニョクさんの記憶の中に生きてるってことですね」
「スン、ぼくわからないんだけど?」
「後で教えるよ♪kkk」
「まずは、ミニョクって人の事を調べてみるよ。そうすれば、ジェルミをあの家から解放する何かがわかるかも知れないし」
「そうですね?でもジェルミさんの記憶も戻ってくれないとシヌさん困っちゃうかも」
「なんで?」
「今ジェルミさんはジョンシンさんに会いに行きたくて、思い出そうとしてます」
「そうか・・・このままだと、ジェルミはジョンシンを探しに行ってしまう可能性があるって事か」
「はい、それにA.N.JELLにも戻りませんよ?」
「それは困る!」
「とりあえず、ミニョクさんの事はシヌさんにお願いします
 ぼく達は明日は休みなのでジェルミさんにジョンシンさんが作ってくれたっていう曲を聞いて探してみます」
「わかった」




.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.




最後まで読んでいただき、ありがとうございます
もし宜しかったらポチッとお願いします



にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

FC2 Blog Ranking



関連記事
  1. ファンタジー
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY

プロフィール

あんとん

Author:あんとん
どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
カテゴリーで探してください。

最新トラックバック

« 2013 05  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR



.