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EXO、ヨンギ、ビッポのBLを書いてます。

あんとんのお話

ラストクウォーター   9


 翌日ジェルミの所に行くと、嬉しそうにミナリとスンに抱き付いてきた
スンも抱き付かれた感触は有るみたいで、不思議そうな顔をしていた
昨日スンと話していた事を話してみた



「そっか・・・あの場所はそんな場所だったんだね?
 僕はミナリ君と会った事と名前がミニョクって事、ジョンシンとここで過ごしたって事は覚えてるんだけど、それ以外は何も思い出せないんだ・・・」


 スンにはジェルミの言葉が聞こえてないから、ミナリがジェルミの言葉を伝えた


「えっ!?ここで過ごしてたの?Σ(゜Д゜)あり得・・・ウグググ」
「スン・・・そっか♪じゃあ、ジェルミさん・・・じゃなかった、ミニョクさんなんでもいいんだ何かジョンシンさんの事で覚えてることはない?」
「ジョンシンの事?う~ん・・・ロンドンに住んでたって言ってた・・・
 後は僕の為に曲を作ってくれたんだ♪」
「他には?」
「う~ん・・・ごめん、わかんないや」
「りょ~かい♪ぼく達が居ない時に思い出したら小さな事でもこのノートに書いておいて?
 ぼく達がそれを使って調べるから」


スンはカバンから真新しいノートとペンをジェルミが居ると思われる方に差し出した


「わかった」
「そういえばジョンシンさんが作ってくれた曲教えてくれない?
 ミニョクさんなら弾けるんじゃない?」
「えっ?う~んたぶんね?・・・でも楽器がないよ」

「持ってくる?」
「ミナリ、さすがにドラムは持ってこられないよ?」
「ドラム?なんで僕が楽器って言うとドラムになるの?」
「それは・・・・・・ぼくとスンが知ってるジェルミさんはドラマーだから」
「またジェルミ?なんで僕をジェルミって言うの?」
「それは、ミナリが見えてる姿はアイドルのジェルミさんだから・・・」
「そうなんだ?じゃあ、僕がここに居るって事はジェルミは死んだって事?」
「ううん、ジェルミさんはちゃんと生きてるよ♪ただ今は重体らしいけど」
「そっか♪じゃあ、ここを出られたらジョンシンにまた会いに行けるんだね♪楽しみぃ~」
「とりあえず明日、家からなんか持ってくるよ」
「わかった♪」



家に帰りながら


「ジェルミさんあんなボロボロの家によく住んでいられるよね?」
「きっとジェルミさんの目にはキレイに映ってるんだよ・・・」
「ジョンシンさんと過ごしてた時のままって事?
 って事は・・・ジェルミさんはあそこに住んでいたって事?
 でも、1ヶ月くらい前までは普通にテレビ出てたよね?」
「だよね?・・・じゃあ、デビュー前に住んでたって事?」
「わかんないけど・・・その辺も調べてみよ?」
「そういえば最近ジェルミさんのニュースやらないね?大丈夫かな?見に行けないかな・・・・」
「忍び込む?kkk」
「良いね、行こっ♪O(≧∇≦)O」



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.




 翌日


朝早く事故に遭った日の新聞を読んでるミナリ、その姿を変な顔で見ている家族


ぼく達は花束を持ちお見舞いの人達に紛れて部屋を探した
発見した部屋の前には大勢の人がいる為1度通り過ぎると廊下の端で作戦会議



「有ったね・・・でもドアの前に人が立ってて入れないよ」
「どうしようか?」
「あれ?みんな帰っていくよ?」
「ほんとだ!?残ったのは頼りなさそうな人1人だよ」
「行ってみよう」
「えっ!?」


ズンズンと歩いていくミナリ、その後ろを付いていくスン
部屋に近付くと立ってる人にニッコリと微笑み


「あのっ、こちらジェルミさんの部屋ですよね?
 ジェルミさんは大丈夫でしょうか?」
「うん?どこから漏れたんだ?チクショッ
 大丈夫だ、せっさと帰ってくれ!」
「大丈夫なんですね?良かった~♪ぼく達の猫を探してもらった直後に事故に遭ったって聞いて
 気が気じゃなかったんです」
「だよね?あんな朝方に急いでいるみたいなのに・・・ほんと素敵な人ですね?
 ミナリ、もう行こう?会えなさそうだし・・・あのこれ渡してください」


花束を何か考え込んでる人に渡すと
驚いてるミナリの腕を掴みその場から歩き出した


「ス、スン!?」
「まぁ見ててkkkあっちから会わせてくれるから」


クスクス笑いながら歩いて行くと、スンのもくろみ通り


「ちょ、ちょっと待ってくれ!そ、その話詳しく知りたいんだ、教えてくれないか?」
「・・・・?はい、構いませんけど・・・・」


 嬉しそうに歩くその人の後ろをガッツポーズのスンとミナリ
ジェルミの病室に入れてくれ、ジェルミに会うことが出来た
ジェルミはいろんな機械やチューブに繋がられていて痛々しい、その中で静かに楽しそうな表情で眠っていた


「寝てる・・・」
「詳しく教えてくれ、ジェルミはなんであそこに居たのかって」
「なんでって・・・・会いたい人がそこに居るって」
「会いたい人?」
「はい、猫を見付けた後ミナリも事故に遭ったので来るのが遅くなって・・・」
「ミナリ?」
「あっ、ぼくです」


小さく手をあげた
その時病室のドアが開き、シヌが入ってきたミナリとスンを見てすごい剣幕で


「マ室長!?ダメじゃないか!ペンを中に入れちゃ!
 出ていってくれ、ジェルミはサイン出来ないよ、もちろん俺も」


シヌが病室からつまみ出そうとしてるのを止めたマ室長


「待ってくれ!この子達はジェルミに最後に会った人なんだ」
「はぁ?どういう事?」


キッと2人を睨んだ


「ぼく達が飼ってた猫をジェルミさんが一緒に探してくれたんです」
「はっkkkマ室長はそんなウソ話を信じたの?」
「ウソなんて・・・・」


膨れるミナリとスン
シヌはマ室長を呆れた顔で見ていた


「シヌ、ジェルミはあの時誰かと待ち合わせしていたみたいなんだ」
「誰だよ!」
「そんな事知るかよ!君達は?」
「いえ・・・でも、ロンドンに行くって」
「ロンドン!?」


さっと顔色が変わったシヌはマ室長を部屋の隅に押しやり小声で


「カバンの中にパスポートが入ってたって言った?」
「言うわけないだろ!社長もテギョンだって知らないんだから!
 入ってたのを知ってるのは俺達と担当の警察官だけだ」
「あのぉ・・・ぼく達帰りたいんですけど・・・花束も渡せたし、ジェルミさんが大丈夫だってわかったし」
「あぁ~悪かったな?引き留めて」
「いえっ、失礼します」





1度家に帰りギターを持ってジェルミが居る洋館に向かった
病院を出てから後ろから人が付いてきてるなんて知らずに
              




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ラストクウォーター   8



 洋館の中に入ってみるといたるところが朽ちていて、ただでさえ怖がるスンがまとわりついて歩き辛いのに歩くのがやっとだった


ニャーという鳴き声が奥から聞こえてきて、2人は聞こえた方に歩いていく
ドアが小さく開いていて、そこから覗くとボロボロのソファに猫を撫でてる人が見える


「スン、ミーが居たよ♪」
「えっ?だってミーは・・・」


ぼそぼそと話し声が聞こえたジェルミが
ドアの方に向いて


「誰?」
「ごめんなさい・・・ぼくのミーが迷い込んだと思って」
「ミー?・・・もしかして、ジョンシンの事?」
「ジョンシン?・・・その子の名前はジョンシンなんだ?ごめんなさい」
「ううん、良いよ・・・久し振りにジョンシン以外に会えたよ♪」
「だろうね?人は入って来にくいもんね?門はカギが掛かってるし」
「誰がそんな事したんだよ!そんな事したら、ジョンシンが入れないじゃないか!」
「えっ?ジョンシンが?」


慌てて外に出ていこうとするジェルミ
そのあとを追いかける様に廊下に出ると、玄関を開けようとしているジェルミの姿が煙のように消えてしまった


「まただよ・・・」
「ひっ!?」


ジェルミがミナリの後ろから悲しそうな顔で現れた


「僕この家から出れないんだ・・・出ようとするとまたこの部屋に戻されちゃうんだ・・・」
「そうなんだ・・・悲しいね?」
「間違ってたらごめんね?僕ミナリ君に何処かで会ってるような・・・」
「えっ?う~ん・・・」
「あっ!思い出した♪森の中だ!猫を探してたんだ」
「あぁ~会ってる♪あれ?・・・でも、あれは夢じゃぁ・・・」
「夢?」
「うん、ぼくがミーの後を着いていったら、誰かが呼ぶ声がして気付いたら病室だったから」


ミナリの袖を引っ張るスン
振り替えると不思議そうな顔でミナリを見ていた


「ねぇ?さっきからミナリは何を1人でしゃべってるの?」
「えっ?スンこそ何を言ってるの?ジェルミさんがここに居るじゃん!」
「ジェルミさん?・・・ミナリこそ何を言ってるんだよ?ジェルミさんなら病院に居るだろ?」
「君、ミナリ君っていうの?それでそっちがスン君?」
「そうだよ♪よろしくね♪」
「あんにょん、スン君もあんにょん♪」

ミナリがスンの方を早く答えろよ!という表情でじっと見つめていた
だがスンはミナリがイタズラをしてると思ったのか、ちょっと怒っていた


「・・・・・・何?ぼくを怖がらせようとしてそういう事するの?」
「僕、見えてないんだね?・・・ミナリ君・・・(T_T)」
「もう良いでしょ?ミナリ、帰ろう!」


スンをキッと睨むとジェルミの所に走っていった


「ジェルミさん、泣かないで?」


そう言って、ポケットからミニタオルを取りだしジェルミに渡す


「ありがとう♪ミナリ君は優しいね?」
「うぎゃ!?えっ?ウソだろ?」


スンの目にはミナリのタオルが空中浮游している様に見える
その場に座り込んでブツブツと自問自答中


「ジェルミさん、うるさくてごめんなさい」
「・・・・?う、うん・・・ところでミナリ君、ジェルミさんってだぁれ?」
「えっ!?」
「僕はミニョクだよ♪」
「そ、そうなんだ・・・ごめんなさい間違えちゃって」
「ううん、良いのよ♪きっと僕に似てる人なんだね♪」
「そうみたいだね? あっ!?ミ・・・ニョクさん、ぼく達帰らなくちゃ!また来ますね?」
「うん♪待ってるね♪」


スンを引きずる様に立ち上がらせて、洋館を後にした




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆





「あれは絶体にジェルミさんなのに!なんでミニョクって言うんだろ?う~ん」
「ミナリ・・・話に付いてけないんだけど」
「あぁ~そうだよね?あそこにジェルミさんが居たんだ、でも僕はミニョクだよって言ってるし・・・
 どうもあの家から出れないみたい」
「えっ?マジであのジェルミさんが居たの?サインもらえば良かった
 あれ?でも、家から出れない?あの家に閉じ込められてるのかな?」
「なのかな?それにね、ぼくはジェルミさんに1回会ってるんだ」
「えっ、いつの間に!?どこで?」
「ぼく自身もさっきまで夢だと思ってたんだけど、事故にあって病院で目覚める直前に居た森の中にある大きな門の前で」
「それって・・・もしかして、門の中は死の世界なんじゃない?
 ミナリあの時死の縁をさ迷ってたからさぁ」
「でも、ジェルミさんだって生きてるよ!もうA.N.JELLのジェルミさん見れないのかな?」
「そんな事無いよ!あの家に閉じ込められてるのなら、あそこから出れたら戻れるようになるんじゃない?」
「そっか!そうだよね?じゃあどうやったら出れるのか考えなくちゃ」

 家に着くまであれやこれやと話はつきなかった





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ラストクウォーター7


 病室のテレビからニュースが流れている・・・それをボーッと眺めてる少年


『・・・・・現在も重体のもようで、余談を許さない様です。』


 ニュースが終わり、しばらくして外国のMVが流れはじめた

♪~Where you are you? I want to tell this thought ... So where has love gone ? will I ever reach it The cape of Storm echoes the pain I feel inside ~♪

少年の後ろでは忙しなく荷物の整理をしている少年より少し年上の少年達


「ひょん!それはこっちだよ!はぁ~もう・・・・・
 ミナリ、テレビ見てないで手伝ってよ!」
「えっ?・・・あぁ~なんかいきなりめまいが・・・」
「はあ?もう治ってるでしょ・・・
 今日は夕飯、焼肉にしてくれるって♪ほらっ帰ろうよ?」
「ほんと?やったぁ~\(^o^)/すぐに帰ろう!はいはいひょん行くよ!」


 ざわざわ騒ぎながら病室を後にする3人とため息を漏らす1人







 家に入ると、リビングのソファに大の字に寝っ転がって深呼吸するミナリ


「ただいまぁ~♪う~ん、やっぱり家は良いね♪うんうん」
「納得してないでさっさと片付ける!」
「はーい(^o^)/・・・・焼肉♪焼肉♪早く食べたいなぁ♪O(≧∇≦)O」


歌いながらバックを持ち自分の部屋に入っていった
と思ったらひょこっと顔を出して


「ねぇねぇ、ジェジひょん・・・スンは?」
「学校だよ・・・もうすぐ帰って来るんじゃない?」
「そっか♪」


また部屋に戻っていった・・・
ミナリの部屋をチラチラ気にしながらホンギとフニが近付いてきた


「ジェジ・・・いつ言う?」
「えっ?何を?」
「ミナリが内緒で飼ってたミーの事だよ
 まぁバレバレだったけどな?kkk」
「とうぶんは言わないよ・・・ホンひょん言っちゃダメだからね?」
「わかってるよ♪」
「あやしぃ・・・」
「ただいまぁ♪ミナリ、ミナリ~ねぇ?ジェジひょん、ミナリは?」
「部屋・・・」


帰ってきてさっそく騒がしいスンはドタドタと部屋に入っていった
キャッキャと騒がしい声が部屋から聞こえてくる
ため息をつきながら2人の部屋に向かったジェジン


「ミナリ、もう夜中に勝手に出ていくなよ?ビックリするから」
「わかってるよ・・・お騒がせしました」
「うんうん、わかればよろしい」
「スン、お前が言うな」
「「あはは(^o^)」」
「用意出来たら行くよ」
「「はーい(^o^)/」」


その日はみんなで騒がしく過ごした




翌日の学校からの帰り道
スンと一緒に帰っている時、100メートル先を黒猫が歩いていた


「あっ!?ミーだ!スン行くよ」
「えっ?・・・ミー?あり得ないんだけどなぁ」


ミナリはミーと思われる猫を追い駆けていった
その後ろ姿を追い駆けながら首を捻っていた

ミナリに追い付くと、一軒の古い洋館の門をガチャガチャさせて開けようとしていた


「ミナリ、何やってんの?」
「ミーがこの中入っていったんだよ!
 何処かに入り口他に無いかな・・・」


呆れ顔のスンを気にせず、キョロキョロと入り口探しに忙しそう


「あっ!?有った!スン行くよ♪」
「えぇ~・・・やだよぉ、お化け出そうじゃん!」
「スンは怖がりだからね・・・じゃあいいよ、ぼく1人で行ってくるよ」
「えぇ~ぼく1人でここで待ってるのもやだよぉ(T_T)
 わかったよ、ぼくも行くから手繋いでいてね?」
「はいはい・・・ほらっ行くよ!」


門から10メートルくらい先に柵が壊れている所を発見して、2人は手を繋ぎながら中に入っていった




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ラストクウォーター   6




 ジェルミが行方不明になった、ケータイもすぐに留守電に切り替わってしまい
メールも返信が来ることが無かった



救いはカムバックが終わっていて
スケジュールが緩くなったところだったくらいで、世間にはジェルミは過労で倒れた事にした



 行方不明になって2週間後
心配でイライラするし、眠れない日が続いていた

明洞の教会近くでドラマの撮影の休憩中
マ室長が躓きながらも飛んできた


「シ、シヌ!た、大変だ!」
「何?またダブってるとか言わないよね?」
「ち、違うんだ!・・・ちょっとこっち来い!」


小さい声でシヌを引き摺る様に近くの交差点付近まで連れてきた


「あ、あれ見てみろ!」


そう言いながら、横断歩道を指差した


「えっ!?ジェルミ?」


 いつもの派手な格好ではなく、デニムに落ち着いた色のパーカー姿で
キョロキョロしながら信号待ちをしていた


「アイツ何してんだ?こんな所で・・・」
「そんな事気にする前に、さっさと捕まえて!」
「おぉ~そうだったそうだった!」
「みんなにバレないように・・・・




 ジェルミ!危ない!」


 内密に静かに連れ去らないといけないのに、おもわず叫んでしまった





 目の前で起こったことは夢であって欲しいと願いたくなった・・・
まるでスローモーションの様にゆっくりと動いていた
まさかジェルミがフラフラと一点を見つめたまま赤信号を渡っているなんて

 急いでジェルミの元に駆け寄ろうと、何度も呼び掛けながら走っていくが1歩遅く
一瞬俺の声に振り返ったが、そのままトラックに跳ねられてしまった




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 森の中
何処かに導かれるようにいつの間にか一本道を歩いていた
スーっと横を黒猫が通り抜けて、目で追うと大きな門が現れていた


「かわいい・・・」


 猫を追いかける様に付いていくと、森の奥から誰かを呼ぶ声がこだましていた


「誰だろう?・・・・」


 キョロキョロ森の方を見ていると、一人の少年が奥から現れた


「ミー・・・ミー、何処に行ったの?」


 ジェルミの顔を見て会釈すると横を通り過ぎようとしていた


「誰か探してるの?」
「猫を・・・黒い猫見ませんでした?」
「猫?・・・もしかして!あの子の事?」


 そう言って門の方を指差した
2人の視線が門の方に向くと、門の柵の間からひょいっと出てきた


「ミー!?やっと見つけたよぉ・・・はぁ~
お兄さん、ありがとう」


 黒猫はジェルミをチラッと見るとスタスタとさっき来た道を戻っていった
ジェルミに会釈すると、少年はそのあとを“待ってよぉ~”と言いながら追いかけていった


クスクス笑いながら後ろ姿を見送るとスッと少年だけが消えてしまい、さっきの黒猫だけが戻ってきた


「ミーだっけ?さっきの子と一緒に行かないの?」
「ニャー」


ジェルミの問いかけに答えるように鳴くとまた門の中に入っていった


「チェッ・・・いいよなぁミーは出入り自由で・・・・・・あれ?」


 門の中からギターの音が聞こえてきた


「ラストクウォーター?・・・ハッ!
 ジョンシン!?・・・ジョンシ~ン」


 門の中に向かって叫んでいると、スッと黒ずくめのジョンシンが現れた
ジェルミも中に入ろうとガチャガチャと揺らすがいっこうに開く気配がない・・・・

「ジョンシン、どうやったらこれ入れるの?」


悲しそうな顔で無言で首を振ると
中に消えてしまった
大号泣で何度も何度もジョンシンの名前を呼んでいた



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ラストクウォーター   5




 夜遅くまで音楽を聴きながらジョンシンと毎晩話していた


「ねぇ?ジョンシンは何処から来たの?」
「・・・ロンドン・・・」
「遠いね・・・」


 誰も知らない曲が流れてきて、思い出したように


「そういえば、この曲僕知ってる!
 それに初めてこの曲を知ってる人に逢えたよ♪」
「それはそうだよ・・・この世にこの曲知ってる人は殆ど居ないから」
「そうなんだ?何て曲?」
「ラストクウォーター」
「なんで僕は知ってるんだろう?」
「これはボクが君の為に作った曲だからだよ」
「そんな事は・・・・・」
「ううん、ボクがミニョクの為に作った曲なんだよ?」
「ミニョク?・・・あの部屋の・・・」


 ジョンシンの瞳にまたしても見いられて何も言えなくなった
ギターをゆっくりと爪弾きながらラストクウォーターを弾いてくれた

爪弾く指に触れたくなり触ると、まるで氷に触れたように冷たくて


「冷たっ!どうしたの?スゴイ冷たいよぉ・・・病気なの?温めなくちゃ!」


 温かい飲み物を淹れようと立ち上がると、それを止めるようにジェルミの前に立ち阻かった
大きな瞳をクリクリさせながら“どうしたの?”と目で聞くと

肩に置かれた指がだんだんと首筋へと移動していって、首筋を撫であげるとジェルミから甘い吐息が漏れた・・・

 瞳を閉じ気持ち良さを感じていた、ジョンシンはそんなジェルミの表情になにやら躊躇している様だったが、いきなりジョンシンの手が首を閉め出した


「ジョン・・・シン・・・?」
「君のせいで!・・・君が死んでしまうから、ボクはもう・・・・・」
「いいよ、ジョンシンが望むなら・・・」


 一筋の涙を流しながらジョンシンの気持ちを受け入れようとした
ジェルミの涙に見失っていた自分を取り戻し、ジョンシンは抱き締めながら何度も謝っていた


泣き疲れたのかジェルミの膝枕で寝息をたてている
ジョンシンがいつもしてくれる様に頭を撫でながら、ジェルミは考えていた


『僕はきっとジョンシンの忘れられないくらい好きだった人に似ているんだね?
 僕の場所じゃないね?ジョンシンの隣は・・・』


ジョンシンを起こさない様にゆっくり移動していってソファに寝かせると
寝顔を見て微笑むと立ち上がり出ていこうとドアの方を向いた


 ガシっと捕まった手首、驚いて振り向くとジョンシンに抱き締められて


「何処にも行かないで?ボクの側に居てよ?約束したでしょ!・・・ミニョク」


 耳元でミニョクと呼ばれると電気が身体中を走り抜け、ジェルミの瞳がぐるんと1回転した


「そうだったね?約束したもんね・・・ずっと一緒に居るよ♪大丈夫何処にも行かないから・・・側に居させて」


 それからというものひたすらジョンシンを待っていた
何故かあの日からジョンシンが僕が起きてる間に帰って来ない・・・
心配と逢えない悲しさから何もする気がおきなく、ずっとソファでジョンシンを待って居た


ジェルミがこの洋館に来て2週間が過ぎたある日


もうすぐ陽が落ちるって頃にケータイが突然震えだした
なんか悪い連絡の気がして、でもジョンシンからと何故か確信出来て急いで電話に出た


「・・・ジェ・・ルミ?・・・」


苦しそうなジョンシンの言葉に不安感が襲ってきた


「ジョンシン、どうしたの?」
「僕はもう行かなくちゃ・・・このままだと・・・君を連れていきたくなる」
「連れていけよ!ずっと一緒に居るって言っただろ!うぅぅ・・・」
「泣かないで・・・じゃあ、月が消える前に逢えたら・・・一緒に行こう?
 明洞の教会の前で待ってる・・・プツ」


電話を切ると、急いでエンジェルハウスに戻ってパスポートと着替えを詰め込んだバックを持ち、玄関の所でテギョンと出会ってしまった


「最悪だぁ・・・」
「ジェルミ!何処に行ってた!
 そのバックは何なんだ!そして何処に行くんだ!」


腕を捕まれ、聞くまで離さないって態度に


「僕の居場所に帰るんだ!早く行かなくちゃ!バイバイ」


ジェルミの体の何処にそんな力が残ってたのかおもいっきりテギョンを振り払い駆け出していた


「ジョンシン、ちゃんと待っててね?」


パスポートを探すのに手間取ったのと、テギョンに捕まってしまったため
かなりの時間をロスしていたすでに日付は変わっていて、空を見上げるとかなり細くなってきていた



やっと教会の近くに着くと
キョロキョロしながら必死にジョンシンを探していた
教会前の交差点・・・信号待ちで


「みつけたぁ・・・・・」


横断歩道の反対側にジョンシンがニッコリ笑いながら立っていた
ジョンシンの姿を見付けると吸い寄せられる様に動き出した


あと少し・・・あと少しで、ジョンシンと一緒に行ける


「ミ・・・・ジェルミ・・・・」


何処かで僕を呼んでる?ふっと振り返ると・・・・・シヌ?
なんか言ってるけど聞こえないよ?シヌ幸せだったよ、ありがとう



「ジョンシン・・・今行くよ♪」


ジョンシンを見つめながら1歩踏み出した直後、ドーンという音と共にジェルミの体は空を飛んでいた





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ラストクウォーター   4

 ひとしきり泣くと、いつの間にかソファで眠ってしまったジェルミ
ジョンシンは何処からかブランケットを持ってきて掛けてあげると
ジェルミの前に座り頭を撫でながら寝顔を眺めていた


目の端に残る涙に唇を寄せて取り去る


「悲しい夢は見ませんように・・・僕の事思い出してくれると良いな♪」




.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



夢を見た



イギリスの街中をジョンシンの仲間達と共に楽しく歩いていて
みんなで楽器を演奏したり、ゲームをしたり遊んでいた


「ジョンシン、ゲーム勝てない (ó﹏ò。)敵とってよ!」
「了解しました、お姫様」


大袈裟に膝まづいて手の甲にキスを落とす


「////俺は男だって言ってんだろ!お姫様じゃない!」
「クスクス・・・あぁ~忘れてた♪ごめんごめん」


照れ隠しの様にジョンシンをポカポカと叩き
“いってぇ~”と言いながら、ジョンシンは笑いながらゲームしてる所に歩きだした


 その後ろ姿を嬉しそうに見つめている僕・・・・・
何故か僕の姿だけが霞がかかっていてよく見えない


“おぉ~♪”と声がジョンシン達からあがり急いで声の方に行くと
僕の姿に気付いたジョンシンはVサイン


「ジョンシン最高!love U♡」
「ありがとう♡ボクもlove U♡」


ジョンシンに抱きついて、バードキス
周りの仲間達は優しく微笑んでいる




.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.



 朝日に起こされて、目覚めるとジョンシンの姿がなく家中を探し回った
バスルームにキッチン、ベットルーム何処にもいない
最後の一部屋に踏みいるとそこだけ空気が違う気がした
フルートとたくさんの賞状に盾やトロフィーが並んでいて
名前がジョンシンじゃない?


「カン・ミンヒョク?・・・あれ?」


さっきまで晴れていたのに、この部屋に入ってから窓の外が暗くなって遠くから
雷の音が微かに聞こえてくる


ザァーと雨音がしたと思ったら
ドォーンという音と光がして耳を塞ぎ座り込んだ
ブルブルと震えていると、後ろから優しく包み込んでくれるジョンシン


「ジョンシン、ありがとう・・・何処か行ってたの?探したよ」
「ごめんね?」
「ううん、大丈夫だよ♪雨に遇わなかったみたいだね?良かった」
「ありがとう」
「ここは前の人が置いていったままなの?」
「うん・・・ボクが使ってるのは下の部屋だけだから」
「そっか・・・じゃあ出よう?喉乾いちゃった」


いつの間にか雷雨も過ぎ去っていて、日が差し込んできた


「ごめん、ちょっと出掛けなくちゃ
 下に飲み物が有ると思うから・・・じゃあね?いってきます」


ジェルミのおでこに唇を落とすと出ていってしまった
ちょっと不満そうに膨れながら部屋から出るとすでにジョンシンの姿は無かった


 下に降りながら、急に今が何時なのかが気になった
何処を見ても時計が見当たらず、ケータイを見るとスゴイ量の着信とメール
いつもなら急いで電話を掛けて、エンジェルハウスなり、局に向かうのだが

何故かそんな事が見えて無いかの様に、ケータイの画面を見ながら鼻歌を歌って缶ジュースを飲んでいた






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ラストクウォーター  3


 何度も繰り返し果てる2人は朝陽が昇る頃死んだように眠りに堕ちていった


眠りに堕ちる瞬間《シヌは浮気してる》と思った・・・
その思いは何故か確信を持っていた




 疑念はいつも抱いてた・・・・
こんなに素敵でカッコ良くて優しい人がモテないはずはない

 ペンもたくさん居るけど、スタッフウケもいいから僕はいつもモヤモヤしていた
ペンはいくら居たって僕は気にしないんだ、しょせんペンだし←ひどっ
僕にもたくさん居る

 シヌもペンに手を出すほどパボじゃない
けど・・・スタッフは危険だ、いつでも局やスタジオに行けば居て、一緒に居ても誰も気にも止めない



 今日は3人の仕事で、シヌが昨日飲んだスタッフが居る局に行く
よーく観察する事にしようかな♪




「おっはよ~ございまぁす♪」
「おはよ、今日も元気だね?」
「うん♪挨拶は元気にしないとね♪」


 笑顔で頭を撫でられ、後ろに居たシヌを見付けると


「昨日は遅くまで悪かったね」
「いえ・・・楽しかったです。また連れていってください」
「あぁ・・・」
「良いなぁ~今度僕も連れていってくださいよぉ~」
「えっ?・・・そうだね」


 苦笑いのシヌとスタッフ

《ふーん・・・僕が行くと困るところに行ったんだ・・・》

 クリクリお目々であくまでもわからないって表情でシヌを見つめる
スタッフと別れ控え室に入ると、僕達がスタッフとしゃべっている間に先に入ったテギョンひょんがヘッドフォンして譜面とにらめっこ


「ジェルミ・・・絶体に行っちゃダメだからね」
「なんでダメなの?シヌが行って良くて僕はダメってわからないよ」


ぷくぅとふくれて抗議すると


「嫌なんだ、ジェルミがスタッフとしゃべっているのもじゃれついているのも
 嫉妬で気が狂いそうなんだ、だからダメ」


 とっても愛されてると思えて幸せいっぱいなハズなのに
やっぱりスッキリしない心のなか

 スッキリしない心のまま音楽番組の収録・・・こんなにも楽しいと思えない音楽
ただ決められた演奏をロボットの様に叩いているだけ


収録が終わると1人の女性が嬉しそうに近寄ってきた
シヌはポーカーフェイスで接していたが僕はシヌの微妙な変化に気が付いた“コイツが相手だ!”見てないふりして横を通り過ぎ
次の現場に向かう為1人先に局を後にした


 考える事のなにもかもがイヤになってきて、この日最後の仕事が終わると
“約束があった”と言ってクルマから降りると急いでメットとキーを取り出ていった









 いつの間にかジェルミのバイクはあの洋館に向かっていて、当たり前の様に門をくぐって家の中に入っていった


 入ってすぐに点く照明に驚きながら奥へと足を進めると、何処かで聞いた事のある音楽が流れていた

 ドアを小さく開けると、ジョンシンが音楽を懐かしいという顔で聞き入っていた
ギギッとドアが鳴ると慌てふためくジェルミと目が合った
音楽のボリュームを落とすとニコリと笑い


「いらっしゃい・・・どうかした?表情が冴えないけど?
 こっち来て座ったら?」
「うん・・・昨日帰ってからなんか心がモヤモヤするというか、とにかく変なんだ」
「そっか・・・なんか原因が有るんじゃない?」
「う~ん・・・僕の好きな人がね、浮気してる様な気がしてなんか確信しちゃって・・・顔を見たくなくて出てきちゃった♪(^_^;)アハハ」


ムリして明るく振る舞うジェルミの頭を撫でると


「ムリしなくていい・・・辛いなら泣けばいいんだよ?誰も見てないよ」


そう言うとジョンシンは音楽のボリュームをあげ、窓辺に移動してタバコに火をつけた
ジョンシンが離れると同時に堰を切った様に泣き崩れるジェルミ
そんな姿に何も言わずタバコをふかしながらジェルミの頭を撫でてくれた


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読んでいただいてありがとうございますO(≧∇≦)O
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ラストクウォーター  2




すいません、先に更新されているお話に書き漏れが有ったことに気付いたので加筆させていただきました。
今後のお話に絡む事なので一応お知らせを先にさせていただきました



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R18です
ご自身の責任でお読みください
これを読まなくても先の話にたいして関わりは無いです。
たぶん・・・←















 いつもとどこかおかしい気がするけど何だろう?


「ジェルミは今日も公園に行ってたの?
 身体がこんなに冷たくなって・・・」
「じゃあ、シヌが暖めてよ・・・」
「良いよ♪さあ、部屋に行こう?」







部屋に入りドアが閉まる音と共に貪り合う唇

ベットまでの数歩が長く感じる
微かに匂うシヌの匂いと違う匂いに、さっき感じた違和感の意味がわかった


「シヌ・・・あっ・・・はっ・・・シヌは今日・・・何処に行っ・・・てたの?」


耳たぶから突起に向かう愛撫に身を悶えながらも質問した


「なんで?番組のスタッフと飲みに行っただけだけど?」
「シヌから・・・あっ・・・違う匂いがする」


ジェルミの言葉に一瞬ビクッとしたが、お構いなしに所有印をそこかしこに散らす
ハートの上は念入りに残していった


「隣に座ったスタッフの香水がきつかったからじゃない?」
「そうなんだ・・・」
「気になるなら、シャワー浴びて来ようか?」
「いい・・・僕が消してあげるよ」


 シヌのシャツを脱がし、ベルトを抜き去りズボンと下着を脱がしジェルミもすべてを脱ぎ
 シヌの上に股がり耳から順番に舐めていき、シヌの胸に所有印を残していった
シヌの立ち上がり始めたモノに舌を這わせ、わざと見せつけるようにシヌの目を見ながらゆっくりと舐めていた


「うっ・・・あぁ・・・」


 シヌから漏れる吐息に待ちきれないとばかりに、自分で後ろをほぐしていた
ジェルミの指に這わせるようにシヌの指が入ってきた
ビックリしてシヌを見ると


「俺にも手伝わして?」


 辛そうな表情を見せるシヌにジェルミは喜びを噛み締めていた


 グチュグチュクチャクチャと音を出す秘部
部屋にはそんな卑猥な音と2人からあがる吐息が響いていた


 シヌの首に腕をかけ、ゆっくりと腰を下ろしていく
シヌの突き上げに漏れる喘ぎ、喘ぐ毎に硬くなっていくモノ


何度も繰り返し果てる2人は朝陽が昇る頃死んだように眠りに堕ちていった


眠りに堕ちる瞬間《シヌは浮気してる》と思った・・・
その思いは確信を持っていた




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めっちゃ短いですけど、最近エロを書いてなかったので
リハビリだと思っていただければ幸いです♪(*´ー`*)

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ラストクウォーター 加筆あり

 お久し振りです。あんとんです♪
NLを読んでる人にはそうでもないですね?kkk
 このお話はちょっと現実と過去の記憶が入り交じってますので読み辛いかもしれないのでお気をつけください
一応気を付けて書いていきますが、おかしかったり、わかんねぇよ!って時は言ってください

 そして、登場人物の名前が虚像と現実が交錯するかと思います。
ファンタジーみたいに思ってくれると助かります

このお話だけ、ジェルミは20歳でシヌは22歳です



.。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。. .。:+*゚゚*+:。..。:+*゚゚*+:。.


♪~Where you are you? I want to tell this thought ...
So where has love gone ? will I ever reach it
The cape of Storm echoes the pain I feel inside ~♪


 なんだか最近よく見上げる夜空
夜空を眺めながらいつも口ずさむ曲
誰も知らない曲テギョンひょんも親も知らない曲・・・何故か僕だけが知ってる曲

シヌひょんが仕事で遅い日やケンカした時の僕の楽しみが最近出来た
/

「あっ!?今日は三日月だね♪kkk
 これから満月になっていくんだよね?ふぁいてぃん!」


 最近お気に入りの近くの公園のベンチに座って独り言をつぶやいた
周りの建物より少しだけ高台のこの場所は深夜の公園だけあって、誰も居ないから月と会話してても聞かれる心配がない


「ぷっ・・・あはははは」


 声のする方を見ると、長身の髪が長いキレイな男の人?が大爆笑していた
まさかこんな時間に人が居るとは夢にも思わなかったジェルミ
しかも独り言を聞かれるし・・・もう穴が有ったら入りたい気分だった
いまだに笑い続ける人を一睨みする


「いつまで笑ってるの?いい加減止まらない?」
「ごめん、ごめん・・・クッ・・・フフフ
 すぐに・・・止めるから・・」


 目の端に涙を溜めながら笑いを止めようと必死の彼に、なんだか可愛い気がしてジェルミからも笑いが出た
安心したという表情で隣に座ると


「あっ!?良いね♪ジェルミは笑ってるのが1番だよ
 仕事とかの作った笑いじゃなくて、心からの笑いがね」
「あっ・・・バレてたんだ、僕がジェルミだって・・・ありがとう、あなたの言葉心に止めとくよ
 じゃああなたにこの場所をあげるよ♪まぁ僕の場所でもないけどね」


 そう言ってベンチから立ち上がるジェルミ
その腕を捕まれてベンチに引き戻される
その行動に普通なら怪しさを感じるが
なぜかいっこうにそんな気にならない
逆に心がふんわりした、まるでシヌひょんに抱きしめられてるかの様に


「ボクはジェルミをずっと見ていたんだ・・・前世の約束だからね♪」
「前世の約束?」
「そう・・・前世で約束したんだ」


 前世の約束と聞いてビビッと全身に電流が走ったようで
彼の瞳に吸い込まれるように見いっていた





気付くとジェルミは古ぼけた一軒の洋館に居た
その部屋のあちこちが初めて見たハズなのに、懐かしく思えたのは何故なのだろう?


「ここに住んでるの?・・・あぁ~そういえば名前・・・」
「ジョンシン・・・」
「ジョンシン・・・素敵な名前だね?
 ジョンシンはここに1人で住んでるの?」
「うん・・・1ヶ月だけ借りてるんだ」
「そっか・・・あまり居られないんだね?」
「ごめんね?」
「また遊びに来ても良いかな?」
「もちろん♪」
「ありがとう、今日は帰るよ」


 ジェルミの《帰るよ》に悲しそうな顔で頷くジョンシン
帰りづらく、後ろ髪を引かれる思いでジェルミは洋館をあとにした



 エンジェルハウスにはまだ誰も帰っていないようで、淋しい思いと良かったという思いが複雑に絡んでいた


「こんな時は寝るに限る!明日も早いしね♪」


誰に言うわけでもなく、自分に言い聞かせるように
部屋で寝間着の代わりのTシャツと緩めの短パンに着替えベットに入るが、なかなか寝付けなくてリビングに降りて缶ビールをあおる


 シーンとした家にジェルミがビールを飲み込む音と缶を置く音だけが響いていて
世界には自分1人しか居ないのではと思えてきて泣きたくなってきた

♪~Where you are you? I want to tell this thought ...~♪

遠くでドアの開く音に安堵する
帰ってきた愛しの人に笑みが溢れるが、酔っぱらって帰ってきた愛しの人は
満面の笑みで抱き締めてくれてるのに、どこかおかしい気がした



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このお話はほんとに不定期に更新されます。
明日かもしれないし、1週間後かもしれない・・・
こんなあんとんですが見捨てないでくださいね?

あっ!それと、更新してないのにポチッをしてくれた方々ありがとうございました
こんなに上位に居たことがないのでなんか夢を見ているようです (ó﹏ò。)

あと・・・おもいっきし個人的な用なのですが、どなたかジェルミとジョンシンが一緒に写ってるサジンお持ちではありませんか?
贅沢は言いません、ホンギとジョンシンでもいいです♪
合成でもなんでも良いですお知らせください
ただし、ジョンシンは女神の時のロングヘアー限定です♪

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どうもあんとんです!
アメブロで書いていたお話のBLだけ引っ越しちゃいました
最近はレイチェン擬きを書いてます。ヨンギ、ビッポ過去作品順次当時の日付で
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